イノベーションセンターの三島です。 本記事では、RFC や Internet-Draft に準拠したコントローラーやプロトコルライブラリの開発について、 NTT Com が公開中の Segment Routing (SR) 用のコントローラー、Pola PCE の開発経験を基にご紹介します。 商用機器と相互接続可能なコントローラー・プロトコルライブラリを開発してみたい方、SR をはじめとするネットワークを運用中で、機能拡張が可能なコントローラーを導入してみたい方は是非ご覧ください! 以降では、コントローラー開発手順の概要を Pola PCE の実装例を基に解説した後、プロトコルライブラリの作り方と機能追加の方法、相互接続試験と OSS へのマージまでの流れを解説します。 例として扱う Pola PCE 自体の詳細や活用例については解説しないため、詳細を知りたい方は下記の資料をご参照ください