asahi.comの記事によれば、高速増殖原型炉「もんじゅ」の原子炉容器内に、2010年8月26日につり上げ作業中に落下した炉内中継装置の引き抜き作業を、24日午前4時55分に完了した(プレスリリース[PDF])。炉内中継装置は落下の際変形したため、燃料出入孔スリーブに引っかかる形で抜けなくなっていたのを、その燃料出入孔スリーブごと大型クレーンでつり上げた。作業には8時間がかかったという。 読売の記事によれば、本格運転開始時期を2013年度内に変更して今年度内に出力40%の試験運転を行う予定だが、地元の見方が厳しくなっており見通しは不透明なようだ。