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  • わずか30年で人口が4分の1に!中国三国時代の人口激減について - ナゾロジー

    天才だけでなく天災も多かった三国時代三国時代は戦乱や天災によって、多くの農民が苦しんでいた / credit:いらすとや戦乱の時代になると人口が減少することは古今東西を問わずよく見られる現象ですが、三国時代のそれは他のものと比べても常軌を逸していました。 後漢の188年の中国の推定人口が6000万人なのに対し、三国時代の221年には1400万人まで激減しているのです。 そんな昔の人口がなぜ分かるのか? と思う人もいるかも知れませんが、中国では地理や官制、軍の編制など多岐に渉る記録が残されており、この記録の中には、各郡県や州の戸数などを記録したものもあるため、これにもとづいて当時の人口を推定することができるのです。 しかしこれは33年間で人口が四分の一になったということであり、非常に驚くべき数値といえます。 その原因として挙げられるのは、相次ぐ戦乱です。 群雄たちが合戦に臨むためには領民たち

    わずか30年で人口が4分の1に!中国三国時代の人口激減について - ナゾロジー
    mitz_008
    mitz_008 2024/04/15
    COVID19だってウィルスの知識や隔離政策、そしてなによりワクチンが開発されなければ人口統計に出るくらい減っていただろう。こういう機会は今後も人類史上あると想定したほうがいい。
  • 日本人が考案した「量子エネルギーテレポーテーション」をわかりやすく解説 - ナゾロジー

    情報だけでなくエネルギーもテレポートするようです。 東北大学の堀田昌寛氏によって2008年に提唱された量子エネルギーテレポーテーション理論の実証実験が、ここ最近、立て続けに成功しました。 発表当初はその奇抜さゆえ注目されませんでしたが、15年の時を経て、量子エネルギーテレポーテーションは物理学界で最も注目される理論となりました。 量子エネルギーテレポーテーションでは「ゼロ点エネルギーの収集」「真空のゆらぎ」「負のエネルギーの発生」「量子もつれ」「事象の地平面」といったSFの世界のような言葉や概念が飛び交い、私たちの宇宙や空間に対する認識を激変させるものになっています。 量子エネルギーテレポーテーションの応用が進めば、SFでしか耳にしなかったゼロポイントエンジンが実現するでしょう。 今回は「そもそも量子エネルギーテレポーテーションとは何か?」という疑問をわかりやすく解説すると共に、次ページ以

    日本人が考案した「量子エネルギーテレポーテーション」をわかりやすく解説 - ナゾロジー
  • 現実世界がバグっていることを感じさせる量子物理学ニューストップ7 - ナゾロジー

    量子物理学ニュース第7位~第4位第7位:情報力学第2法則はこの世界がシミュレーションであることを示している第7位:情報力学第2法則はこの世界がシミュレーションであることを示している / Credit:川勝康弘情報理論は世界の秘密を暴くのでしょうか? 英国のポーツマス大学(UOP)で行われた研究によって、情報力学第2法則の存在は、私たちが存在する宇宙全体がシミュレーションであることを示すとする、興味深い結果が発表されました。 情報力学は情報は宇宙の基的な構成要素であり、エネルギーと質量の両方を持つ物理的な存在であると定義しており、既存の情報熱力学とは厳密には異なっています。 また情報力学第2法則においては、あらゆる現象の情報内容は最小限に抑えられる傾向があるとされています。 新たな研究ではこの情報力学の第2法則による情報圧縮が、生物の遺伝情報や原子の情報量、数学的対象性、さらには宇宙全体に

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  • 砂漠生まれのイエネコは魚を食べる習性がなかった?!なぜ猫は魚好きになったのか? - ナゾロジー

    「お魚くわえたドラ〜♪」と国民的アニメでも歌われているように、”ネコ=魚好き”のイメージはとても強いです。 しかしイエネコの祖先は中東の砂漠育ちであり、もともと魚をべる習性はありませんでした。 現代のネコは突出した肉動物であり、主は基的に肉類ですが、魚好きのイメージは日だけでなく、海外でもよく知られています。 にも関わらず、ネコが魚好きになった科学的理由はいまだ解明されていません。 そんな中、英ウォルサム・ペットケア科学研究所(WPSI)はその謎の解明に大きく前進する発見をしました。 ネコの舌にある「うまみ受容体」が、マグロに含まれるアミノ酸に特に強く反応することが分かったのです。 研究の詳細は、2023年8月8日付で科学雑誌『Chemical Senses』に掲載されています。

    砂漠生まれのイエネコは魚を食べる習性がなかった?!なぜ猫は魚好きになったのか? - ナゾロジー
    mitz_008
    mitz_008 2023/09/11
    家猫としては非雑食に淘汰圧が働くんじゃないかな。
  • 太陽系最大の火山「オリンポス山」はかつて火星の海に浮かぶ島だった! - ナゾロジー

    火星の大地に聳える「オリンポス山(Olympus Mons)」は、太陽系最大の火山として有名です。 山の高さはエベレストの3倍に相当する約2万7000メートルに達します。 山頂にあるカルデラ(窪地)は深さ3.2キロ、長径80キロもあり、富士山がほぼ収まってしまうほどです。 そしてこのほど、仏パリ=サクレー大学(Université Paris-Saclay)、フランス国立科学研究センター (CNRS)の最新研究で、オリンポス山はかつて広大な火星の海に浮かぶ島だった可能性があることが判明しました。 地球ではあり得ない規模の超巨大な火山島だったのかもしれません。 研究の詳細は、2023年7月24日付で科学雑誌『Earth and Planetary Science Letters』に掲載されています。 The Biggest Volcano in The Solar System May On

    太陽系最大の火山「オリンポス山」はかつて火星の海に浮かぶ島だった! - ナゾロジー
  • クモも夢を見ている可能性があると判明! ムシでは初めての発見 - ナゾロジー

    クモも夢の世界を楽しんでいるのかもしれません。 ドイツのコンスタンツ大学(University of Konstanz)で行われた研究によれば、睡眠中のハエトリグモが急速な視覚運動と体のけいれんをともなう、人間のレム睡眠に似た状態をとることを発見した、とのこと。 レム睡眠は人間では夢をみているときの睡眠として知られています。 もし人間と進化的に遠いクモにレム睡眠があり夢をみているならば、レム睡眠や夢がなぜ存在しているかや、どんな仕組みで発生しているのかを理解する助けになるでしょう。 また一部の研究者たちは、単純な夢を見る場合でさえ「自己」のようなものが必要であると考えられることから、クモにも最小限度の自己認識が存在する可能性があると述べています。 研究内容の詳細は2022年8月8日に『PNAS』にて公開されています。

    クモも夢を見ている可能性があると判明! ムシでは初めての発見 - ナゾロジー
    mitz_008
    mitz_008 2022/08/12
    挿絵のCV悠木碧再生余裕
  • 50億年後の太陽系滅亡に備え、浮遊惑星を「箱舟」にする研究が発表される - ナゾロジー

    宇宙をさまよう浮遊惑星が太陽系の脱出の鍵かもしれません。 米国ヒューストン・コミュニティ・カレッジ(HCC)に所属する研究者によれば、星系に属さずにさまよう浮遊惑星が、人類の箱舟になりえるとの研究結果を発表しました。 このアイディアでは、恒星間航行能力を持った宇宙船に乗って新天地へ移動する代わりに、さまざまな方法で浮遊惑星(岩石型)を調達し、地球生命と人類を移住させることになります。 人工的な移民船は大きさも資源も限られている一方で、浮遊惑星を箱舟とすることができれば、惑星全体を資源化し、長旅にも対応できるでしょう。 しかし、いったいどんな方法で浮遊惑星を調達するのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年4月28日に『International Journal of Astrobiology』にて公開されています。

    50億年後の太陽系滅亡に備え、浮遊惑星を「箱舟」にする研究が発表される - ナゾロジー
    mitz_008
    mitz_008 2022/06/08
    地球が46億年と考えると、もう折り返しなんだな。もし人類が失敗したらそんなに何度も知的生命体まで進化到達チャレンジできるとは思えないけど、なるようにしかならないね。
  • 世界最強の陸上生物「ラーテル」の正体とは? - ナゾロジー

    皆さん「ラーテル」という小動物をご存知でしょうか? フェレットのような見た目、イエネコぐらいの大きさ、スカンクのような白黒の配色をした生き物です。 見た目から「可愛い」「ペットにしたい」と思う方も多いでしょう。 しかし、その気持ちは、この記事を読まれた後まで持つでしょうか? 実は「陸上生物で最強」と言われるくらい、強い武器や性格を持っている生物なんです。 今回はそんなラーテルの生態に迫ります。 Habitat selection of honey badgers: are they at the risk of an ecological trap?, Hamed Sharifi http://www.italian-journal-of-mammalogy.it/Habitat-selection-of-honey-badgers-are-they-at-the-risk-of-an-e

    世界最強の陸上生物「ラーテル」の正体とは? - ナゾロジー
    mitz_008
    mitz_008 2021/10/25
    これだけ強いのに好物のハチに刺されて死ぬとかむしろパンダP案件じゃねえのか?
  • 宇宙に始まりはなく過去が無限に存在する可能性が示される - ナゾロジー

    物理学が未だに説明できていない問題現在、物理学にはまったく異なる2つの理論が存在し、どちらも大きな成功を収めています。 その2つの理論とは、量子力学と一般相対性理論です。 量子力学は、自然界を支配する4つの基的な力のうち、3つの力(電磁気力、弱い力、強い力)を微小な世界で記述することに成功しました。 ただ、重力についてはまだうまく説明することができていません。 一方、一般相対性理論は、これまで考案された中でもっとも強力で完全な重力の記述方法です。 しかし、一般相対性理論にも不完全な部分があり、この世界で2つのポイントについてだけ理論が破綻しています。 それが「ブラックホールの中心」と「宇宙の始まり」です。 ここについては、一般相対性理論でも計算が破綻してしまい、信頼できる結果を得ることができません。 そのため、これらの領域は「特異点」と呼ばれていて、現状の物理理論が及ばない時空のスポット

    宇宙に始まりはなく過去が無限に存在する可能性が示される - ナゾロジー
    mitz_008
    mitz_008 2021/10/15
    インガオホー!
  • 天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー

    エジソンと電力戦争を繰り広げたことでも有名な科学者ニコラ・テスラ。 彼は100年前に、可動部品を利用せずに形状だけで流体の方向を制御する独創的なバルブの特許を取得しています。 ニューヨーク大学の研究チームは、これまで格的な研究がされていなかった、この通称「テスラバルブ」の流体力学を徹底調査し、これまで知られていなかった新しい機能や現代でも通用する有用性を明らかにしたと報告しています。 天才テスラの発想は、100年を経てもまだ完全に理解されていなかったのかもしれません。 この研究の詳細は、科学雑誌『Nature Communications』で5月17日に公開されています。

    天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー
  • 全身麻酔が効く仕組みから「意識の発生源」が見えてきた - ナゾロジー

    全身麻酔の仕組みを解明すると、意識の質がみえてきました。 4月27日に『eLife』に掲載された論文によれば、最も一般的に使われている麻酔薬「プロポフォール」は脳のリズムを乱すことで、意識の形成を妨げているとのこと。 意識がある時には、脳から1秒間に7回ほど、特徴的なスパイク(電気信号)が放たれていますが、このリズムが低下すると、意識も途切れてしまうようなのです。 不思議なスパイクは、意識の形成にどのようにかかわっているのでしょうか?

    全身麻酔が効く仕組みから「意識の発生源」が見えてきた - ナゾロジー
  • 「重力はどうして最弱なのか?」「重いものと軽いものが同時に落ちる?」重力の性質は謎ばかり - ナゾロジー

    当にすべての物体が引き合っているの?アイザック・ニュートン(ゴドフリー・ネラー画)。 / Credit:Wikipediaりんごが木から落ちるのを見るまでもなく、地球上のあらゆる物体は地面に向かって引っ張られています。 それはずっと古代から人々の疑問でした。 アリストテレスは「万物には来あるべき場所へ戻ろうとする力が働くのだ」と考えました。 彼は鳥が巣へ戻るのも、地面から持ち上げた物が地面に戻っていくのも、同じ原理によるものだと考えたのです。 しかし、太陽や月をはじめとする天体は、空を移動し続けていてあるべき場所があるようには見えません。 物体を地面に引き寄せる力とはなんなのか? それはずっと長い間人類にとっての謎だったのです。 この問題に大きな転機を与えたのが、17世紀の偉大なる科学者アイザック・ニュートンです。 ニュートンは物体に働く「力」というものを明確に定義することで、力の作用

    「重力はどうして最弱なのか?」「重いものと軽いものが同時に落ちる?」重力の性質は謎ばかり - ナゾロジー
  • 最強生物「クマムシ」は、DNAに電気シールドを張って放射線を遮断すると判明 - ナゾロジー

    クマムシは地球上で最強の耐性を持つことが知られています。 絶対零度に近いマイナス272℃から水の沸点を上回る150℃までの温度を生き延び、極度の脱水状態であっても細胞質をガラス化することで細胞の形を保ちます。 また高線量の放射線にも耐えて、宇宙空間で10日間も生き延びたことがあります。 現在知られている地球のどの多細胞生命も、クマムシに匹敵する耐性を持ち合わせていません。 今回、そんな無敵生物クマムシの耐性の秘密に迫る研究が行われ、驚きの生態が明らかにされました。 ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用ににすること。

    最強生物「クマムシ」は、DNAに電気シールドを張って放射線を遮断すると判明 - ナゾロジー
  • 電脳ウミウシを薬物依存にするシミュレーションで、生物が”クスリ漬け”になる過程が明らかに - ナゾロジー

    原始的な「好み」はあらゆる生物に備わっており、栄養価の高いエサの確保から異性の選別といった美的感覚まで、様々な動物の行動を支配しています。 アメリカの研究者は、このあらゆる生物の根源にある「好み」だけでなく、人間の「美意識」も、報酬を得るためだけの非常に簡単な構造であるとの仮説を立てました。 そしてその仮説を実証する手段として、研究者は脳の仕組みが簡単なウミウシ(アシモフと命名)の脳をコンピューターシミュレーションで再現し、薬を使って中毒にすることにしました。 単純な脳であるため、比較的簡単に全脳のシミュレーションが可能である/Credit:首都東京大学(文字はナゾロジー編集部記入) ウミウシの脳は非常に原始的で単純な構造をしていますが、ヒトと同じように記憶や学習が可能であり、べることをはじめとした基的行動をとります。 また、その「好み」は報酬によって強く支配されていることが知られてい

    電脳ウミウシを薬物依存にするシミュレーションで、生物が”クスリ漬け”になる過程が明らかに - ナゾロジー
  • 幸せの鍵は新しい場所!人の脳は「移動」を快楽と捉えていた - ナゾロジー

    ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用ににすること。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

    幸せの鍵は新しい場所!人の脳は「移動」を快楽と捉えていた - ナゾロジー
  • 関東人と関西人は遺伝子から違う?日本人は8つの遺伝的グループに分かれているという研究 - ナゾロジー

    これまでの研究によって、人種間の遺伝子には少なくない違いがあることが明らかになってきました。 熱さへの耐性、寒さへの耐性、渇きへの耐性、低酸素環境への耐性など、様々です。 医薬品の効き目などもその一つであり、人種によってかなり効果が異なることが明らかになりつつあります。 しかし最近の研究により、同じ国に住む同じ民族でも、地域によって薬の効き目などが異なることがわかってきました。 そのような地域差は文化に由来するものだと考えられてきましたが、十分な科学的根拠は存在しませんでした。 そのため今回、日人の研究者によって国内における、大規模な地域間の遺伝子の差が調べられることになりました。 予想が正しければ、地域間の遺伝子差は(人種程ではないにしても)身体的な差にも大きく影響しているはずです。 ただ地域差は人種差に比べて違いがわずかであり、これまでのような人間の認識力だけでは区別できません。分析

    関東人と関西人は遺伝子から違う?日本人は8つの遺伝的グループに分かれているという研究 - ナゾロジー
  • イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー

    アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい

    イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー
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