高橋幸美さんは全国各地で過労死や過労自殺の根絶を訴えている=京都市内で2018年11月、宇多川はるか撮影 「娘の話をし続けるのは疲れる。ヒステリックな母親と思う人もいるんでしょうね」。電通社員で過労自殺した高橋まつりさん(当時24歳)の母は、苦笑まじりに言った。「死んだら負け」という人気タレントの発言が歓迎される冷たい社会。娘が苦しみ抜いた長時間労働やパワハラがなくなる日は来るのか。【宇多川はるか/統合デジタル取材センター】
高橋幸美さんは全国各地で過労死や過労自殺の根絶を訴えている=京都市内で2018年11月、宇多川はるか撮影 「娘の話をし続けるのは疲れる。ヒステリックな母親と思う人もいるんでしょうね」。電通社員で過労自殺した高橋まつりさん(当時24歳)の母は、苦笑まじりに言った。「死んだら負け」という人気タレントの発言が歓迎される冷たい社会。娘が苦しみ抜いた長時間労働やパワハラがなくなる日は来るのか。【宇多川はるか/統合デジタル取材センター】
第69回紅白歌合戦に出場する歌手たち=東京都渋谷区のNHK放送センターで2018年11月14日午後1時33分、内藤絵美撮影 NHKは14日、大みそかに放送する第69回紅白歌合戦の出場歌手計43組(特別企画も含む)を発表した。今年CDデビューしたジャニーズ事務所の「King&Prince(キング・アンド・プリンス)」ら計7組(紅組2組、白組4組、特別企画1人)が初出場する。同時に企画コーナーに出演する2組も明らかにした。 東京・渋谷のNHK放送センターでは同日、初出場歌手らが記者会見。初出場のシンガー・ソングライター、あいみょんさん(23)は「純粋に、親孝行ができるのかなという思い。(当日は)純粋に楽しみたい。見ている人に自分の作ってきた音楽が届けば」と喜びを語った。今年の「NHKサッカーテーマ」の曲で、サッカー・ワールドカップ・ロシア大会の中継などで使われた「VOLT-AGE(ボルテージ)
気象庁は9日、南米ペルー沖の監視水域で海面水温が高まり、エルニーニョ現象が発生したとみられると発表した。発生は2014年夏から16年春にかけて発生して以来2年ぶり。来春まで続く可能性が高いという。 エルニーニョ現象は大気の流れや気圧に影響して世界的な異常気象を引き起こすとされる。日本では西高東低の冬型の気圧配置が強まりにくく暖冬になりやすくなる。 気象庁によると、太平洋赤道域のほぼ全域で表層に比較的暖かい水が分布している。今後、太平洋赤道域東部で平年よりも海面水温が高い状態が続くとみられている。(共同)
海外から持ち込まれ、生態系を乱し、時には人に危害を加える「厄介者」として駆除されてきた「特定外来生物」を食用にする動きが広がっている。どう猛なカメのスープがイベントで振る舞われたり、ザリガニが「レイクロブスター」として売り出されたり。食欲の秋に環境問題を考えながら、一度味わってみてはいかが。【町野幸】 特定外来生物の「カミツキガメ」が推計1万6000匹繁殖している千葉県北部の印旛沼。10月28日、沼のほとりで県などが開催した環境イベントで、このカメを具材に使った香味スープが振る舞われた。捕獲後に処分されていたカメをニンニクとショウガでじっくり煮込んだ。家族と訪れた同県白井市の幼稚園児、船津奈央さん(6)は「おいしい。もう一回食べたい」と言って、おかわり。記者も試食したが、味は鶏肉に近く、身はぷ…
2014年ごろ、某牛丼チェーン店で従業員が休憩も取らず、長時間1人で清掃・調理・仕入れなどすべての業務をこなす「ワンオペ(ワンオペレーション=1人作業)」が社会問題になりました。 こうしたブラック企業の「ワンオペ」労働が、母親たちの家事育児などの労働とそっくりなことから、ネットを中心に母親たちの間では「ワンオペ育児」という言葉が使われています。父親が残業で帰りが遅い家庭、ひとり親家庭など、日本には専業主婦、働く母親を問わず、ワンオペ育児をする母親であふれています。 最近では、共働きで夫が単身赴任なので母親がワンオペ育児、というケースも増えています。総務省が13年に公表した「平成24年就業構造基本調査」によると、夫と離れて単身で暮らし、企業などに雇われて働く女性は、12年には19万4400人いました。02年の11万8500人から相当の増加です。この中には女性の単身赴任者も含まれるとみられます
安倍晋三首相が衆院選で力を込めて訴えた「幼児教育・保育の無償化」を巡り、政府は認可外保育施設を対象から外すことを検討している。これを知った保護者たちから、怒りと落胆の声があふれ出している。首相の「すべての子供たちに」という言葉はうそだったのか。【中村かさね/統合デジタル取材センター】 圧勝2週間後に無償化揺らぐ 政府の認可外除外方針は5日以降、毎日新聞などが報じている。 「ちーがーうーだーろー!」。待機児童問題に取り組む市民グループのメンバーで東京都世田谷区の男性(41)は、流行語の書き出しに続いて「認可(保育所)に入れる人と入れない人の格差が広がり、認可への申し込み殺到が予想されます」とツイッターに投稿。これまでに約4000件リツイート(拡散)されている。
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