ニュースサイト「My News Japan」を中心に、企業のパワハラ問題や労働争議を追いかけ取材を続けるジャーナリストの佐々木奎一が、独自のルートで取材したあの企業や業界の問題点に迫ります。 芸能界では、芸能事務所が所属タレントに対して不当な長期契約を結ばせて拘束し、タレントが辞めたがっているのに辞めさせないという手口が横行している。そのことを示す事件の一つが現在、東京地方裁判所で係争中である。 訴状によると、タレントのAは、2人組のアイドルユニットBとして東京都内を中心にライブ活動を続けていた。そんな中、2012年2月に芸能マネージメント業をしている個人事業主のC氏とタレント専属契約を結んだ。 この契約の最大の特徴は、12年2月から17年2月までの5年間にわたる超長期契約であることだ。契約締結後、Aはライブ活動のほか、パチンコ店のイベントガールやテレビCMのナレーションなどのタレント活動
![アイドル、所属事務所を提訴 盗撮、全裸動画強要、レッスン代搾取でギャラはマイナス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/967c42c4e654ac0daba1c4ede1c9ed6b1d096b97/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbiz-journal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Fpost_6111_geinou.jpg)