僕は、自分が好きな漫画についての、他の人の感想をあさったりすることがあるのですが、近年は色んな潮目が変わっている気がしていて、漫画の好意的な感想が沢山目に入るようになりました。十数年前などは、感想を探しても批判的なものが多く目に入ることがあり、いかに「作者が分かっていないか」、「この漫画が面白くないか」を主張する感想の方が多く目に入った記憶があります。 それらの漫画が、最近になってアニメ化をされたり、電子書籍で期間限定読み放題になるなどによって、再び話題になることがあり、そのとき、かつてあれだけ批判的な感想ばかりを目にしていたのに、今では、誰もが認める名作というような扱いになっていることがあり、え?じゃあ、昔のあれは何だったの??と不思議な気持ちになってしまうことがあります。 その理由として、4つ仮説が考えられるなと思ったので、それについて書こうと思います。 (1)感想を書く人が変わった