フィリピンは16日に、米国の中距離ミサイル・システムがフィリピン領土に配備されても、中国への脅威にはならず、地域を不安定化させることもないと述べました。マニラ発のロイター通信によると、米国は4月にフィリピンにミサイルシステムを配備したが、インド太平洋地域に同システムを配備するのは初めてのことです。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 ミサイルシステムは中国の脅威ではないとフィリピンが表明 フィリピンのエンリケ・マナロ外務次官によると、中国の王毅外交部長はラオスで開催されたASEAN会議の傍らで二国間協議を行った際、ミサイルシステムに対する懸念を表明したとのことです。 王毅は先月、アメリカの中距離ミサイル・システムの配備は地域の緊張を高め、軍拡競争につながる恐れがあると述べていました。 米比同盟は、南シナ海や台湾付近での中国の侵略に対抗するために強化さ