【読売新聞】 栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で先月10日、ガマグチヨタカのヒナ「どらやき」が誕生した。近く、一般公開される。 どうぶつ王国によると、ガマグチヨタカはオーストラリアを中心に生息。くちばしが「がま口」のような形をして
【読売新聞】 香川県東かがわ市のしろとり動物園で、白いタヌキが人気を集めている。三木町で昨年11月に衰弱しているところを助けられ、5月に同園に引き取られた。 雌で名前は「ぶんぶく」、2歳と推定されている。園によると、目が黒いことから
【読売新聞】 栃木県真岡市のプレス加工・金型製造業「佐野機工」が県警と共同で、10年ほど前から開発してきた様々な防犯器具が、改めて脚光を浴びている。ベルトが体に巻き付き、不審者の自由を奪う拘束具付きのさすまたなどは、関東地方で強盗事
淡路島で研修に参加している韓国の若者「日本で就職したい」と夢を語るイさん(左)とソンさん 総合人材サービス「パソナグループ」(東京)が、兵庫県の淡路島で韓国の若年層を対象にした就労支援事業をスタートさせた。島内では飲食店や娯楽施設などを運営しているが、パソナの事業の大きな柱である人材育成にも力を入れる方針。韓国は就職難のために外国での就労を目指す若者がいる一方、日本では人材不足の業界もあることから「国境を越えて社会の問題点を解決していきたい」としている。(清水裕) パソナは、韓国のメガバンクや大学などが共同で実施している人材育成事業について、日本での運営を受託した。5~6月、情報技術(IT)に関するスキルや日本語能力を身につける「韓国IT人材就労支援プロジェクト~職は日本にあり」と題した研修プログラムを行っている。 韓国の4年制大学を卒業した22~35歳の48人が参加。ビジネスの場面で役立
支持者らとバンザイする高島さん(中央)(18日、福岡市中央区で)=久保敏郎撮影 福岡市長選は18日、投開票され、現職の高島宗一郎氏(44)(無=自民支持)が、新人の共産党市議団事務局長・神谷貴行氏(48)(無=共産推薦)を破り、3選を果たした。投票率は31・42%(前回38・73%)で過去最低だった。 九州を先導し人口増を続ける都市の街づくりの方向性が主な争点となった。高島氏は、再開発により成長を加速させ、新たな税収で子育て環境整備などを進めると訴え、再開発路線に反対する神谷氏を退けた。
オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害を未然に防ぐため、栃木県警が2015年5月に高齢者に貸し出しを始めた「特殊詐欺撃退機器」を利用する世帯で、特殊詐欺被害が一件もなかったことが、県警の調査でわかった。 9割を超える人が「不審な電話を受けなくなった」と回答しており、県警は「特殊詐欺被害の防止に一定の効果があった」としている。 撃退機器は、固定電話機に取り付けると、呼び出し音が始まる前に「振り込め詐欺など犯罪被害防止のため会話を自動録音します」と発信者に警告が流れる仕組み。詐欺犯は声や話し方の特徴が記録されて捜査されるのを嫌うため、自ら電話を切ってしまうという。 県警は今年1月までの2年半あまりで、県内の745人に最長約1年間、無償で貸し出した。今回のアンケート調査では、感想などを聞き取り、うち735人から回答があった。 その結果、設置前は「不審な電話を受けた」とした人が62・3%いたが、設置後には
気軽に登れる眺望スポットとして人気の大文字山の山頂付近。府内で最も遭難の多い山でもある(京都市左京区で) 京都府内で山岳遭難事故が急増している。 事案を取りまとめる府警機動警ら課によると、昨年の発生件数(府警による認知件数)は前年の3倍以上、過去10年で最多の46件(56人)に上った。登山の専門家は、京都市近郊の比較的低い山に潜む特有の危険性を指摘。多発する遭難の背景や対策を探った。 好天に恵まれた3月31日、京都市左京区の大文字山(466メートル)の山頂近くは20人近い登山客でにぎわっていた。五山の送り火で「大」の文字のかがり火がたかれる火床周辺は樹木がなく、絶好の眺望スポットだ。 眼下には桜が咲き誇る哲学の道周辺(左京区)、緑に覆われた京都御苑(京都市上京区)などが広がる。大学進学で千葉県から京都市に引っ越してきたばかりという女性(18)は「ちょっと登っただけで、京都が一望できる。いい
織田信長が明智光秀に討たれた1582年(天正10年)の本能寺の変の直後、羽柴(豊臣)秀吉が家臣に宛てた書状が愛媛県内の個人宅で発見された。 変後に横行した京都市中での略奪に対し、信長ゆかりの品物に限っては持ち主に返すよう命じた内容だ。亡き主君・信長を変後も秀吉が尊重していたことを示す史料として注目される。 東京大史料編纂(へんさん)所の村井祐樹准教授が25日に現地で調査し、筆跡や内容から新発見の書状と判断した。天正10年8月14日付で、秀吉が堀尾毛介(もすけ)(吉晴)ら3人の家臣に宛て、文末に「筑前守 秀吉」の名と花押がある。 戦国時代、略奪を避けるため武士や公家が寺社に財産を預ける「預物(あずけもの)」の慣行があったが、変後は明智勢による預物の略奪が頻発。明智勢を破って入京した秀吉は、それらの略奪物の持ち主を確認するよう家臣に命じたが、秀吉の家臣までもが預物の略奪を始めた。 書状では、家
名古屋市の徳川美術館で開かれている特別展「天下人の城」(読売新聞社など主催)に出展された史料から、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の天下人にまつわる知られざる歴史を紹介する。 1560年の桶狭間の戦いは、信長が、大軍の今川義元を倒し、天下人への足掛かりを得た戦いだ。名古屋市緑区の合戦場近くにある義元を供養する長福寺には、関連史料が多く残されている。 今回初公開されたのが「桶狭間合戦討死者書上(かきあげ)」という文書だ。江戸時代に書かれたものとみられ、今川軍はこの戦いで、今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井伊直虎の父、井伊直盛ら総勢2753人が戦死したと記載されている。一方で、織田軍の戦死者も990人余りとしている。 「興味深いのは、織田軍の戦死者のうち272人が近江国(滋賀県)の大名・六角(ろっかく)氏からの援軍だったと書かれていることです」と、展覧会を担当する原史彦・学芸部長
ラーメン激戦区といわれる和歌山市で、「店が傾いている」と話題となって人気の店がある。 地盤沈下の影響で建物全体が傾いたため、カウンターにも傾斜がついており、「ツツツ……と、ビール瓶が隣の席から滑ってきた」という冗談のような話も。来月、別の場所に移転すると聞き、創業35年の「まる豊」(和歌山市有本)を訪ねてみた。 繁華街から車で5分ほどの県道沿い。木造平屋の店舗正面に立つと、明らかに左が下がっている。8畳にも満たない店内に入ると斜めになったカウンターが目に飛び込んできて、一瞬、平衡感覚を失ってしまう。 30年来の常連という男性会社員(57)が「丼を手でずっと押さえているので、最初はスープを飲むのに苦労した」と楽しそうに笑った。 同店は三重県出身の豊田二郎さん(79)が「脱サラ」して和歌山に移住して、1982年に開店した。元々は戦後間もなく建てられた小屋。傷みもあったが、競輪場の近くで集客が見
長野県飯田市扇町の市立動物園に、全身が真っ白な毛に包まれた雄タヌキ「リュウ」が仲間入りした。 生まれつき体内の色素が欠乏した「アルビノ」で、1月下旬に市内で捕獲された。 同園によると、飯田市周辺や木曽地方では、アルビノのタヌキの生息が確認されているという。飼育を担当する松本歩さん(37)は「普通のタヌキと比較できるように展示しているので、比べてみてほしい」と話している。
静岡県熱海市が24時間365日態勢で、テレビ番組や映画の制作会社のロケを支援する事業「ADさん、いらっしゃい!」を1人で担当する市観光経済課主幹の男性職員(51)の勤務実態が8日、市議会本会議で取り上げられ、2015年度の残業時間が1100時間に上ることが明らかになった。 「市はブラック企業ではないか」と問いただした米山秀夫議員に対し、斉藤栄市長は「1人の職員がこれだけ残業する負担の大きさは問題。労働条件を改善したい」と答弁した。市の規程では、職員の時間外勤務の限度を年360時間と定めており、これを大きく上回っている。 事業を発案し、担当する職員は取材に対し、「お気遣いいただけるのはありがたい」としたうえで、「誰にでもできることではない。市役所のイメージ改革にもつながっている」と強調する。民間企業の経験もあるこの職員は、ADたちと信頼関係を築き、多くのテレビ番組や映画のロケを誘致した。一時
政府は14日の「働き方改革実現会議」(議長・安倍首相)の会合で、長時間労働是正に向け、時間外労働(残業)の上限を年720時間(月平均60時間)とする案を提示した。 当初は繁忙期に月最大100時間の残業を認める規定を盛り込む方針だったが、労働界からの反発に配慮して見送った。政府は繁忙期の月上限について労使の妥協点を探り、年度内に実行計画を策定し、関連法案を早期に国会提出したい考えだ。 政府案は現行の厚生労働相告示が定める「月最大45時間、年360時間」を原則とし、特例で年720時間の残業を認めた。繁忙期の扱いは「年720時間以内で上限を設ける」と記すにとどめたが、過労死の労災認定基準が脳や心臓の疾患発症前1か月間の残業100時間超であることなどを踏まえ、「基準のクリアが大前提」とした。違反には罰則を科すことも明記した。
関ヶ原の戦い(1600年)で戦国武将・小早川秀秋(1582~1602年)が西軍から東軍に寝返った際、決断が遅れたのは過度の飲酒で肝硬変から発症した肝性脳症による判断力低下の可能性があるとするユニークな説を、兵庫県姫路市御立東の脳神経外科医、若林利光さん(63)が秀秋の当時の病状などを記した史料からまとめた。 26日に茨城県つくば市で開かれる日本病跡学会総会で発表する。 戦いで西軍側の秀秋は寝返りを誘われていたがなかなか動かず、東軍を率いた徳川家康が怒り出すほどだったとされる。戦闘開始から約4時間後、西軍・大谷吉継を襲ったのをきっかけに西軍の武将が次々に寝返り、東軍勝利につながった。 若林さんは、安土桃山時代から江戸時代初めに活躍し、秀秋も診た医師・ 曲直瀬玄朔 ( まなせげんさく ) の診療録「医学天正記」の記述に注目。秀秋について「酒疸一身黄 心下堅満而痛 不飲食渇甚」(大量の飲酒による
政府は、電力やガスなど重要インフラ(社会基盤)事業者などに物理的なダメージを与えるサイバー攻撃に対応するため、ホワイトハッカーなどの人材育成や高度な防御策の研究に取り組む「司令塔」となる新組織を創設する方針を固めた。 2017年度中に設置し、20年東京五輪・パラリンピックに向けて対策を強化したい考えだ。 新組織「産業サイバーセキュリティ推進機構」(仮称)は経済産業省の外郭団体とし、社団法人か独立行政法人として設置する方向だ。数十人規模を想定しており、民間企業から出資を募る。 新組織は主に人材育成・事態対処部門と研究部門に分かれている。人材育成・事態対処部門ではシステムへの侵入などのハッキング技術を安全性や防御力の向上に活用するホワイトハッカーを採用・育成し、インフラ事業者などに対応策を提供できる体制を整える。企業のシステム担当者も新機構に受け入れることで、企業側の人材育成やノウハウ向上につ
堺市の有権者情報がネット上に流出した問題で、情報の無断持ち出し防止のため、市がパソコンのUSB接続口をふさいだとする部署には、マウスやキーボードをUSB接続しているパソコンがあり、外部の記憶媒体が接続できる状態になっていることが9日、わかった。 市は「穴をふさいだのは流出防止への職員の意識付けの意味が大きく、あくまで緊急対応。他の対策を急ぎたい」としている。 市によると、住民情報を扱う部署では、この問題が発覚する前からパソコン約600台を専用ソフトでUSBを使えないように設定。ほかの約1000台は1月から市販の器具で接続口をふさぎ、専門家による検証委員会に対して8日、「完了した」と報告した。 この約1000台の中には、マウスやキーボードをUSB接続で使用しているパソコンがあったが、「業務に支障が出る」として、そのまま使っているという。 市は、マウスやキーボードを接続しているUSBポートを利
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