タグ

ブックマーク / kame710.hatenablog.com (21)

  • 2018.2.7『日本辺境論』④ - カメキチの目

    カメキチの目 新書版ながら、このはほんとに中身が濃かった。 だいたい新しいものには(からの知識だけでなく)疎いので、「ハァー!」とか「ヘェー!」がたくさんでした。 きょうでシリーズは終わり。最後の感想は、言葉、すなわち「日語」のことです。 感想④ 最終章は、「辺境人は日語と共に」という。 このでは強く、自分が日常で話している言葉、「日語」というものを意識させられた。 思えば言葉とは、人には空気のような存在だろう。呼吸のように無意識、自然に操り、扱っている。 言葉は、「そこからのイメージで生きている、生活している」といっていいだけの重みをもっている。 「言葉」が文化の中心、基礎といわれるのがうなずけます。 外国人になにか話しかけられたり、英会話を学ぶとかしないと、「自分がいつも日語でものを感じ、考え、伝えている…」ということを意識しない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    2018.2.7『日本辺境論』④ - カメキチの目
  • 2018.1.24 ロボット - カメキチの目

    カメキチの目 『日辺境論』の②を書くつもりでしたが、先に書きたくなることが出てきました。 先日みたテレビニュースで、「ロボットの見市」が開催されたところ、さらなる無人化をはかろうとする中国企業の担当者が(ロボット技術を売ろうとする側の)日企業のスタッフと談笑しているところを報じていた。 取材記者に、日側も中国側もそろって熱をこめ「日のロボット技術のすばらしさ」を説いていた。中国企業(そこは製造業だった)は現在、無人化率80%くらい。さらにそれを進めたいようだ。非無人化の20%は製品の「検品」。日の先端技術で製造されたロボットは製品・商品の検査までやれるらしい。 ということは、ほとんど人は要らなくなる(テレビでは「ギィー カチャン ブゥー…」と器用な動き(作業)を繰りかえす長い手だけのようなロボットが映っていました。ちょっと不気味だった)。 要するに、人件費0。経営者はガッポがっ

    2018.1.24 ロボット - カメキチの目
  • 2018.1.18 友 - カメキチの目

    まったく個人的な話ですみません。 「備忘録」として残しておきたいと思い、記事にしました。 この7日のこと。二人しかいない「親友」のひとりが亡くなっていたことを、彼の弟さんのお嫁さんの手紙で突然、知ることになった。 彼は、慕って同居(というより居候)していたお姉さんが亡くなり、四十九日法要を無事にすませたあと、お姉さんを追うかのように亡くなった。 歳が離れた姉であり、子どものときから母親のように慕っていたという話を人から聞いた覚えがある(亡くなられたときはもう80近かったのじゃないだろうか)。 彼の死んだ日は正確にはわからない。「お姉さんを追うかのように」だけ。お姉さんの四十九日法要後しばらくしてということだけ。 姉が死んでひとり身になった彼を気遣ったお兄さんが(とても遠いところにいるので)世話になっている寺の住職さんに様子を見てきてほしいと頼まれ、その住職さんからの依頼を受けた警察が、す

    2018.1.18 友 - カメキチの目
  • 2018.1.14『男の操』 - カメキチの目

    カメキチの目 この前、パンダの報道で「NHKよオマエもか!」と苦言を呈したけれど、最近のNHKは「エッ、このチャンネルは民放?」と視聴者(ウチだけだろうか?)が間違えそう。 それほど芸能人がよく出るバラエティー番組が増えた。うるさく(いえ「賑やかに」)なった。 別に(とくに)お笑いなどの芸人の登場が増えたことに文句いっているわけではありません。 が(やっぱり「文句」か)、NHKNHKらしくあってほしいと、古い人間には思うのがいるんです。 そうでなくてもインターネットなどに時間をさき、テレビをみることがあまりない人たち(とくに若もの)が増えている。テレビ放送はこれからどうなっていくのでしょうか。真剣に考えるべきだと思う。 そんな中、NHKドラマには唸る。300%の感動をもらうものがある。すばらしいドラマ番組があるのだ。 NHK制作だけではなく、海外テレビ局制作のもときどきやります。これが

    2018.1.14『男の操』 - カメキチの目
  • 2018.1.10「ケンカ」 - カメキチの目

    カメキチの目 先日、私の子どもくらいのお歳の読者(「マミーさん」といいます)が、「夫婦が睦まじくあるために」の「ケンカのしかた」を、とっても読みやすく、納得しやすく書かれていました(すばらしかった!)。 こんどの記事に限らず、読者の心をワシづかみにされるマミーさんですが、1月4日のぶんをご人の許しをえて掲載させていただきました。 先に「すばらしい!」と感嘆したあとなので、私のつまらないケンカ話は「どうしようか?…」と悩んだのですが、まっ、こういうつまらぬのもある、恥さらしも「反面教師」にしてもらえるかなと思い、やっぱり書くことにしました。 (長年つれそっていても、「思いのズレ」を原因にケンカすることがあり、もっと若いときにマミーさんのこの記事にあいたかったです) 昔の蚊取り線香の「金鳥(キンチョウ)」のCMが好きでした。 「つまらん、つまらん」とクソ真面目に演じる大滝秀治さんのやつ。 そ

    2018.1.10「ケンカ」 - カメキチの目
  • 2018.1.  旅と「波」 - カメキチの目

    カメキチの目 また小さな旅に出た。 「よくもまぁー、タビたび…」が、口にはだしませんが子どもたちの内心だと思います(呆れられているのかも…)。でも、旅先も道中も若い人の好みそうなものではないので、うらやましがられることはありません。 その証拠にこっちが旅行写真をだし「見て、みて!」と言ってもあまり乗り気ではなさそう。しかたなく(義理で)見ていることがアリありだった(で、今では初めから言わない)。 山のつぎは海と決めているわけではないが、こんどは海だった。 きょ年の晩夏、海に行った。そのときとそっくりの場所で、そのときとそっくりの過ごしかたをした。 列車に3、4時間ゆられるが、車窓には釘づけになる。 別に、旅の費用と天秤にかけ、この景色を見なければもったいないと思うケチではないけれど、次つぎと変わりゆく、移りゆく風景は目に焼きつけたい。 みんな「一期一会」の出あい。 海辺の街、漁村、小さな漁

    2018.1.  旅と「波」 - カメキチの目
  • 2018.1.4 パンダ報道 - カメキチの目

    カメキチの目 明けて第2弾の記事は「グチ」です(ゴメンなさい)。 ちょっと前、12月20日のYahoo!ニュースに次の記事があった。 「東京・上野動物園で19日に一般公開が始まったジャイアントパンダの赤ちゃんのシャンシャンをめぐるマスコミの報道について、和歌山県の仁坂吉伸知事は20日の記者会見で、『上野のシャンシャンしか世の中にいないのか、というくらいの浮かれようだ。最後に《和歌山にもいるんですよ》と一言くらい入れてくれたらいいのに』と注文をつけた」(朝日新聞デジタル) その日の夕方、関西のローカルニュース(民放)ではそのことが報じられました。県知事はどうでもいいのですが、パンダ報道の過熱には知事さんならずともカメもカメムシ、いや苦虫をつぶしたくなりました。 パンダが大好きな人たち(私も大好き)を利用したマスコミ報道にすごく腹がたつ!(大人げないとは百も承知してます) パンダのことだけでは

    2018.1.4 パンダ報道 - カメキチの目
  • 2018.1.1 和気兆豊年 - カメキチの目

    カメキチの目 和 気 兆 豊 年 ーわき ほうねんを きざすー 新年、おめでとうございます。 来は、昔の中国の易学でいう「陰」と「陽」のバランスがとれた状態が「和」。 「陰」と「陽」のバランスがとれる予感・予測(「兆」)があれば、そういう年は豊年万作になる、という意味らしい。 「陰」と「陽」というと、感覚的には‐と+、裏と表、ネガティブとポジティブ…というふうになりやすいけれど、ここでは天地自然の気候を指し、豊かな実りには雨の日も晴れの日も必要ということ。 (でも、そういう自然界の現象は人の世、社会にもいえそうですね) 「和」は、「平和」の「和」。 「なごやか」の「和」やか。 ニッポン国、「和(倭)国」の「和」。 ついでに、「和して同せず」の「和」。 めでたい正月なのにトランプのことは書きたくないけれど、ことしの6月、国連気候変動枠組条約(UNFCC)はアメリカを代表した彼がパリ協定から

    2018.1.1 和気兆豊年 - カメキチの目
  • 2017.12.28 アンチエイジング - カメキチの目

    カメキチの目 もうすぐ2017年が終わる。 また年を越す。 つまり、また歳をとる私たち! 誰も平等に歳をとる。 つまり、時間は誰にも等しく流れる。 大嫌いなトランプたちと、カネ、地位、名誉…などには敗けても、これだけは同じだ。ザマーみろ! あたり前だけど、人類には永くても(この頃は疑われますが)個人には一度きりの人生。 子どものときは遅かった時間が、成長ともに速くなった。 車のようにストップし休めればいいのですが、それはムリ。車はバックさえできるというのに… ゾウの時間が、いつの間にかネズミになった。 時間実感の「ネズミ度」は年齢とともに加速度的にあがっている。 60を過ぎて、50代のときより4倍(個人的実感)です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「アンチエイジング」はすばらしい。 多くの人が支持をしているようだ(私もしています)。 大昔から人間が望んだ「不老長寿」も荒唐無稽の夢

  • 2017.12.23 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ② - カメキチの目

    カメキチの目 ■ 何%引きの日に、目あての衣類を買いに行ったまではいいものの、ツレはグチる。 「高齢者が増えたというのに、若い人むけの服は種類が豊富なのに年寄りむけは少ない。たまにあればあったで『帯に短し襷に長し』…」 そこは全国展開の、店舗をモール形態でも運営し、一種の「文化」も発信するほどの大型スーパーだ。 その大型スーパーは、私のところは「〇〇〇スタイル」と粋な名前をつけています(前は「シティ」)。 ここをあきらめ、住んでいる地域では有名な老舗の大型スーパーのほうをのぞいてみようか…とも考えている。 ひと口に「年寄り」「オバサン」といえど(「オジサン」も)、オシャレを楽しむ方もいればそうでない人もいる。 ウチの場合は楽しまない。 化粧もしない(スッピンに自信をもっているのではないだろう。ただ面倒くさいのか)。口紅もしない(独身時代は知らないが)結婚式のときに少し引いていたのを見ただけ

    2017.12.23 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ② - カメキチの目
  • 2017.12.19 「マイシステムメカニック」 - カメキチの目

    カメキチの目 それが起きたのはつい先日のこと。 ビックリした。 ブログをしているとき(読んでいたのか書いていたのか思いだせないほどあわてた)突然、パソコン画面が「パー」か「ピィー」と、一度きり鳴って(警告音というオマケつきのトラブルは初めてだった)「あなたのパソコンは重大な…」という意味の警告文が画面に大きく表示された。 ほんとに突然のこと、「青天の霹靂」だった。 きょうは前回の続き、「年寄り向けの…グチ②」の予定でしたが、急きょ変更し、この顛末を書きます。 (けっきょく無事にすんでよかったです) ーーーーーーーーーーーーーーーーー トラブル予告をエサにしてその「トラブル対策(予防)ソフト」を買わそうとするなんて、商売倫理に反すると思う。 こういう善良な(私が「善良」ということではありません)市民をビックリさせ(というより「脅迫」に近い)、自社の製品を買わそうとするのは、その製品がまともで

    2017.12.19 「マイシステムメカニック」 - カメキチの目
  • 2014.12.16 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ① - カメキチの目

    カメキチの目 このところ特に、暗く重い記事になりました(気分のよい、明るいものを書きたいのが音。たとえ暗く重い記事でも、ユーモアでつつみ、笑いとばす余裕と能力があればいいのですが…) きょうは、老いの身(あくまで私的)からみた「買いもの」と「旅」についてのグチを吐きます。暗く重くはありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・ある日のこと。 5%割びきデーなので、ふだんは買えないちょっと値のはるものを、と大型スーパーに行った。目的は衣服(女性もの)の購入だ。 しかし 「探したが、(探しかたが足りないのか)気にいった(似あう)のがなかった」 ・これもある日のこと。 旅行カタログが送られてきた。 「安いのはいいけれど、次から次へと行動予定が組みこまれた企画。これじゃ時間の余裕がない。せっかくの自然いっぱいの観光地。じっくりカメラを構えたいのに…」 ーーーーーーーーーーーーーーーー

    2014.12.16 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ① - カメキチの目
  • 2017.12.13 業 - カメキチの目

    カメキチの目 「…やり切れないね。こんなの《業(ごう)》というのかな」 (老いたからか)古典文学、名作・傑作といわれるものを読みたくなったようで、ツレは近松門左衛門の『女殺油地獄』を読み、ため息つきました。 そして、上のような感想にもならぬ感想をつぶやいた。 「業」は仏教の言葉。 だからキリストやイスラムの世界でもつうじる普遍性のある言葉でないのかもしれない。 が、どちらもながい歴史と伝統があり、人間の質についての深い洞察に満ちた、(私が知らないだけで)「業」に似たような言葉があるのかもしれない。 私はたびたび、「争い」「殺しあい」「戦争」「だまし」「いじめ」…などを書く。 書いては暗い気分になり、ますます「人間嫌い」になっていく(ならば、書かなきゃいいのに。正確には「人間嫌い」じゃなく「社会嫌い」)。 個人のレベルでは、美空ひばりの『愛燦々』の歌のように「人はかわいいもの…」。 愛しい

    2017.12.13 業 - カメキチの目
  • 2011.12.9 「道徳」 - カメキチの目

    カメキチの目 前に「いじめ」について書いたが、また書く。 ともかくニュースで聞くことが多い。 悲しい。情けない… この前から怒ってばかりでいのちが縮まるが、縮んでもいい。 「い・じ・め」と聞くだけで、気分が悪くなる。気うつになる。 どうやって考えても「いじめ」を正当化する理屈は「へ理屈」としか思えない。 これに「自殺」と続くとやり切れない。 いじめられることで人生を閉じよう、お終いにしようというのは、その人にとってはそのいじめがたえられないほど辛く、苦しいからにちがいない。 ひと口に「いじめ」といってもいろいろ(「種類」「程度」)あるが、一つひとつが他とはぜったいに取り換えができず、AくんにはたえれてもBくんにはたえられない。 そして、(子どもの場合はとくに)いのちが「消える」「死ぬ」というナマの体験を味わい、感じたことがあまりないと、安易に逃げ道として「死」を選びやすいのでしょうか。 (

    2011.12.9 「道徳」 - カメキチの目
  • 2017.12.6 続・老人がキレる - カメキチの目

    カメキチの目 (「怒り論」を書くわけではありません) ■ 私は「怒りたい」ときは怒ったほうがよいと思う。 怒るべき(と自分が感じる)モノゴトのときは、怒ればいいと思う。 それでも、「激昂」や「キレる」という情動まかせの行動は、こっちの言いたいことが相手にきちんと伝わらないのでよくないと思います。 それに「ヤツ当たり」も。 でも「怒る」のには、エネルギーがいります。それを覚悟してのぞまなければならない。 (くれぐれも「怒ってソンした…」とならないように) 年齢を重ねてきたので生理的には脳も老化しているのだろうが、(「老化」は認めるけれど)個人的感想としてはむしろ怒ること自体は少なくなったように思う。 【余談】 その「脳」というものについての考えが、さいきん大きく変化することがありました。 ↓ いまNHKの大きな情報番組、シリーズの「人体」というのを視ています。 その番組は、最近のミクロの世界

    2017.12.6 続・老人がキレる - カメキチの目
  • 2017.12.3 老人がキレる - カメキチの目

    カメキチの目 このまえテレビで、高齢者の「キレる」という問題 「問題」という言いかたが適切かどうか…ではありますが… をやっていた。 自分のことを指しているのかとドキッとした。 思いあたるフシもあるので視ました。 番組は朝のニュースの特集で短いものだったが、視聴者の興味をひくようにドラマ風にしたてられていた。 「その態度はなんだぁー!」始まっていきなり、コンビニの若い店員さんに怒鳴る高齢のオジサン(オジイサン)が映った。 じつは、ここに画像をグーグルさんから(勝手に)借りて貼りつけていたのですが、違反ではないかとご指摘をいただきました。で、はずしました。ゴメンなさい。 (私の注意不足か)この場面をみたかぎりでは、とくに店員さんが失礼、無礼な態度で応対しているとは見えませんでした(その高齢者がなんで怒っているのかよくわからなかった)。 しかし、そこにこそ「問題」がありました。つまり、怒鳴らな

    2017.12.3 老人がキレる - カメキチの目
  • 2017.11.30 『秘境中国…』 - カメキチの目

    カメキチの目 録っておいたNHKテレビ『秘境中国 謎の民 天頂に生きる』をみた。 広大な中国の奥地に、富士山よりちょっと低い標高に「大涼山」はある。 3000余mの頂上付近は広大な平原で、人々が生活している。 荒涼とした草の平原。ですが、宮崎駿さんの有名なアニメ『天空の城』を想いました。 そこで羊の牧畜をしたり、冷涼な痩せた土地でも栽培可能な蕎麦をつくって生活しているチベット系少数民族、イ族の人々の暮らしをえがいたすばらしい番組だった。 イ族の祖先は、世界四大文明の一つ「黄河文明」のころ、南の長江沿いに「長江文明」があったされ(現在も調査・研究、遺跡の発掘中だとのこと)、その担い手だったとの有力な説もあります。 (番組は具体的には、イ族のうち「天頂に」暮らす「四季吉(しききち)」村の人々を映します。詳しいことはネットの番組情報をみてください) 【感想】 ① 人間は、裸でひとりで生きてゆけな

    2017.11.30 『秘境中国…』 - カメキチの目
  • 2011.11.26  「科学」と「技術」 - カメキチの目

    カメキチの目 「科学技術」について考えることがあった。 よく「科学技術」と、「科学」と「技術」をつなげていう(私もそうしてきました)。 でも、「科学」と「技術」は密接不離な関係にあっても来べつものであり、別々に述べなければならないと、あるに書かれていたことを思いだした。 そこでは、たとえば「飛行機が飛ぶ」ことをみたとき、地球の重力にさからって物体が空中に浮く原理とか、浮いたモノが推進する法則など、つまり「飛行」ということをめぐってさまざまな「科学」が説明されるが、飛行機とかヘリコプターなどに「技術」として結実してこそ人間の役にたっていると述べられていました。 (すなわち、「科学」は「役だつ」点に立てば「技術」に結びついてこそ…なんですが、別に役だたなくてもよくいわれるように「真理の追求」が来の目的でしょう。ただ、知的好奇心を満たす、「知る」ことの楽しみということでは人の「役にたって」

    2011.11.26  「科学」と「技術」 - カメキチの目
  • 2011.11.22 たわごと - カメキチの目

    カメキチの目 ふっと思った。 思っても仕方がないといえばそれまでなのですが… そうですが、(「暖簾に腕押し」、自分の手におえない社会のことでも)ひとりの人間・個人として、ひとつの思い・考えとしてはこんなのもあると記録しておきたいと思ったのです。 (前回は、紅葉まっ盛り、桜の葉っぱ一枚にも雄大な山の景色にも、自然の神々しさを感じ、感じる自分も感じ、二重に喜んだのですが、目を世の中に向ければユーウツこの上ありません) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この前の「国政選挙」。国をあげての行事にいくらカネがかかったのだろうか。 私がせこいのか、そういう小さなことが気になる。 テレビの『相棒』。主人公の右京さんは「小さなことが気になるのが僕の悪い癖でしてねー、スミマセンが一つお聞せしてほしいのですが…」と切りだし、どんな難事件をみごとに解決してゆく。 国のおカネ、予算というのはあたり前で

    2011.11.22 たわごと - カメキチの目
  • 2011.11.19 秋 - カメキチの目

    カメキチの目 これまで私は気がつかなかったけど、(気はついていたかもしれませんが、意識していなかったと思います)それまで緑一色だった木々が色づきはじめ、この季節になって木を判別できる。 いまは、「私は〇〇ですよ」とばかりに一いっぽんの木が主張しているようだ。 この前の「立山」の景色もふくめてパァーっとご覧くだされば嬉しいです。 ギザギザした岩稜の山は登ってみたかったあこがれの「剱岳」です。 ハートの 先っちょが尖ったようなのは「ナンキンハゼ」です。紅葉も美しいですが、まだ緑の葉っぱとの対比、途中のグラデーションも鮮やかです。初めて意識したのは、若いころ旅で行った奈良、東大寺の並木でした。

    2011.11.19 秋 - カメキチの目