プラモデルやフィギュア(人形)を製造・販売している諏訪市沖田町のメーカー「ピーエムオフィスエー」が、岡谷市の岡谷工業高校に通う女子生徒という設定のミニフィギュアを開発した。機械いじりが大好きで普段は目立たないが、休日はこっそりアイドル活動もしている―というご当地キャラクター。10月末をめどに諏訪地方の旅館やホテル、土産物店などで発売する予定で、岡谷のものづくり産業のPRにも一役買おうという狙いもあるという。 名前は「岡谷まゆみ」。かつて製糸で栄えた岡谷の歴史にちなんで繭から取った。高さ6・5センチで、シルクのドレスを身にまとい、頭にはピンク色の大きなリボンをあしらった。価格は630円。同じキャラクターのゴム製ストラップを、8月下旬に550円で先行発売する。 同社は昨年来、諏訪市の高島城に住む姫のイメージで商品化したミニフィギュア「諏訪御料人諏訪姫」を皮切りに、ご当地キャラを相次ぎ開発。