サイゼリヤは7月10日、前菜やおつまみとして親しまれてきた「真イカのパプリカソース」(199円、税込、以下同)の販売を終了した。同日、新しくなったサイゼリヤのメニューを検証したところ、いくつか大きな変化が見られた。新メニューは顧客の心をつかめるのか。 真イカのパプリカソースが販売終了となった理由について、同社の広報担当者は「漁獲高が激減したため、当社が使用していた高品質な冷凍イカを安定的に調達することが難しくなった。社内で検討を重ねた末、原料品質を下げてまで同じ商品を販売すべきでないと判断した」と説明した。なお、筆者は「販売終了する真イカは他のメニューにも使われているのか?」とも質問したが、この点について回答はなかった。 新旧メニューの違いは? それでは、新メニューで特筆すべき点はどこにあるのだろうか。改定前と改定後のグランドメニューを見比べてみた。 まず、サラダのページを開くと「サイゼリ
![サイゼリヤ「真イカのパプリカソース」が消滅 メニュー戦略への影響を探る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/303643d7446ebbb0075f0c7073b965bf81064708/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1907%2F10%2Fl_kk_saize_01.jpg)