進次郎節が母校で炸裂(さくれつ)した-。自民党の小泉進次郎青年局長(32)が22日、関東学院大(横浜市)で1時間にわたって講演した。午後の講義中にもかかわらず、学生やOBら約300人が集まった。自身に降りかかる壮絶なプレッシャーを吐露する一方で、後輩たちに熱いエールを送り、首相になった場合の政権構想まで披露した。 「村上春樹さんの新作、100ページぐらい読んだけどタイトルを覚えられない。政治家の話も短いのに限る」 進次郎氏は冒頭、発売から7日目で発行部数100万部を突破した村上氏の超ベストセラー「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を引き合いに出し、笑いを誘った。 講演は、進次郎氏の母校、関東学院大の同窓会組織「関東学院燦葉会(さんようかい)」が今年4月、学生の学習や就職をサポートする新組織「燦葉会サポートクラブ」を立ち上げたことを記念して企画した。 趣旨を踏まえ、進次郎氏は