東京五輪開催まで3年半。まだまだ問題が山積している中、政府は“近年の五輪開催国に倣う”という名目で受動喫煙防止対策の強化を急いでいる。厚生労働省が先ごろ示した「強化案(たたき台)」では、飲食店や駅・空港ビルなどは「喫煙室以外の建物内禁煙」とし、違反した施設の管理者や喫煙者本人には罰則を与えるという厳しい内容である。 「店を禁煙にしろ? 何ふざけたこと言ってるの、という感じ」 そう声を荒らげるのは、元プロ野球選手・監督の大久保博元(デーブ大久保)氏だ。 昨年、東北楽天の監督を辞任後は、野球解説者兼タレントとして活躍するかたわら、今年1月には東京・新橋に居酒屋「肉蔵でーぶ」をオープンした。自ら食品衛生管理者の資格を取得し、毎晩のように厨房に立っている。 「禁煙にして売り上げが落ちたら、国はその分の面倒をみてくれるのかと、ぜひ問うてみたい」というのが、政府の動向に対する大久保氏の今の正直な気持ち
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