全国で不登校になっている中学生370人余りを対象に、NHKがインターネットを通じてその原因を聞いたところ、5人に1人の割合で「いじめ」や「先生との関係」をあげた一方、文部科学省が学校を通じて行った調査で同じ原因をあげる生徒はわずか数%にとどまり、大きな差があることが分かりました。 NHKでは、無料通信アプリLINEを通じて、昨年度、中学生だったおよそ1万8000人を対象に今月、アンケートを行い、このうち不登校の生徒378人から「学校に行きたくない」と思うようになった原因を複数回答で聞きました。 その結果、「クラス全体の空気がイヤ」が44%と最も多く、次いで「学校の勉強についての悩み」が36%、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が29%となりました。 また、5人に1人が「先生との関係についてのなやみ」(23%)、「いじめを受けた」(21%)、「決まりや校則になじめない」(21%)を原因とし
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