NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ていると、とても不思議に思うことがあります。 なぜ、金も家来もいない、貧乏人の源頼朝に多くの兵が集まり、平家を滅ぼすことができたのか(・・?) ほかの天下を手中にした人物をみると、皆、金持ちで家来もたくさんいました。源頼朝の持っていたものは、「源氏の嫡流」という地位だけ。 嫡流ではありませんが、源氏の子孫は、当時の坂東(関東あたり)にはゴロゴロいました。しかも、その源氏の子孫たちは、金も家来も豊富だったのです。 しかし、金と家来がたくさんいることが、欠点だったのです。 金と家来がたくさんいるということは、それだけ大きな土地をもっていることになるからです。広大な土地をもっていれば、それだけ周囲の豪族からは脅威になります。 源頼朝は、絶好の神輿だった 平安末期の当時、現代のように警察も裁判所もありません。武力で土地を奪ったり、奪われたりが頻繁におこなわれて
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