消費者庁のシンボルマークが、世界最大の書誌データベース「ワールドキャット」の登録商標ロゴと酷似していることが分かり、同庁は13日、シンボルマークを修正すると発表した。一般公募で選ばれたマークで、同庁は「盗用ではないと判断している」という。 「ワールドキャット」は、世界の主要図書館の蔵書をデータベース化したもので、日本からも国立国会図書館などが参加。米国に本部を置く非営利機関「オンライン・コンピューター・ライブラリー・センター」(OCLC)が検索サービスを提供している。同庁は今月6日、OCLCからファクスで「商標登録したロゴと類似している。使用をやめてほしい」と指摘されたという。 同庁は昨年11〜12月にマークを公募し、応募109点から東京都内の男性デザイナーの作品を採用。「消費者行政推進のエンジン役」などのイメージがデザインされ、今年4月から印刷物やウェブサイトに使用している。採用前、