以下、書籍制作に関わる人以外は読まないほうがいいです。 書籍制作では、扉にはノンブルを入れない(隠しノンブル)というのが常識みたいになっていますよね。でも、それってどうなんだろうか? 「扉にノンブルが入っててもいいんじゃないの」って思ったことありませんか? そんなわけで、目次と扉のノンブルの関係を、3つのケースに分けて説明します。いちおう画像を用意しましたが、現物がないとたいへん分かりづらいので、お手元の本をいろいろ参照しながら読んでもらえるといいかなと思います。 ケース1…目次に章のページ番号あり、章扉にはノンブルなし、章以下が小分けなし 目次には章のページ番号があり、たとえば、 第1章……11 と表記されています。ただし、ページをぱらぱらとめくっても、11というノンブルは決して出てきません。なぜなら扉は「隠しノンブル」だから。実際の第1章の文章は12(または白ページを挟んで13)から始
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