近年WEBメディアなどでは、直接取材や調査、検証を行わず、テレビ番組での発言やSNS、ブログ投稿などを記事化した、いわゆる「コタツ記事」が多く見受けられる。 人気の番組や、著名人のSNS、ブログを引用した記事が「発言に賛否」「~に私見」「~に反響」といった見出しとともに拡散され、メディアやプラットフォームのアクセスランキング上位に入っている。 こうしたコタツ記事に関しては昨年11月、ジャーナリストの江川紹子氏がX上で「ほとんどドロボーじゃないか」と疑問を呈するなど、記事を世に送り出すメディアや、それを掲載するプラットフォームの姿勢・倫理を問う声も少なくない。 スポーツ紙のコタツ記事は、なんとかならないか。Xでのつぶやきを拾うくらいならまだいいが、それなりに時間をかけて書いた原稿をつまみ食いして刺激的な見出しでPVを稼ぎ(金銭も発生。ほとんどドロボーじゃないか)、その見出しを見て短絡的に逆上