そいつは、トルティーヤでワカモーレな、ダイナマイト九州男児だった。 私は2000年代後半を大学生活とXbox360のネット対戦に費やした。コールオブデューティは2のアジア版を秋葉原から取り寄せたし、バトルフィールドだってモダンコンバットから遊んでいた。大ヒットとなったCoD4では対戦を通じて仲良くなった人々とチームを組んで毎晩遊び、Xbox360のTwitter対応を機に始めたTwitterでもどんどん仲間を増やしていった。 当時、Discordはまだなく、通話は専らSkypeやXbox360のグループチャット機能を用いていた。Skypeの集団通話機能を駆使し、一時期30人程度だれかがずっとオンラインになっている通称「大部屋」が作られた。見ず知らずの人でもSNSでなると*1を飛ばしあい、ゲームで銃口を向け合えば友達だった。 2010年、コールオブデューティ:ブラックオプスが発売される。私は