中国語の「楽習」といえば外せないのが映画やドラマを使用した学習法。ビデオテープの普及と共に生まれた学習法で、教材が充実している英語では英語学習者向け対訳・解説付き映画スクリプトが多数出版されています。 以前「中国語学習法」で中国語多聴学習の視点から映画・ドラマを使用した学習法について考えてみましたが、ここでは中国語の「楽習」という視点から中国映画・ドラマを使用した学習法について今一度考えてみたいと思います。 前項同様中国映画・ドラマを使用した学習法の利点と欠点を列挙することから実践上の注意点を導き出してみましょう。まずは利点から。 1.「楽」 これは言うまでもないかもしれませんね。歌と同様にテキストを使用した学習法に比べ「楽」なこと。 「楽」は「楽しい」と「ラク」の二つに通じます。お気に入りの映画やドラマを見ることは楽しいことであり且つストレスもかかりません。楽しくまたストレスがかからない