Yahooは10を超える製品グループを2つの事業部門に統合しようとしているが、同社が提供するエンターテインメント系プログラムの数は減り、逆にユーザー生成型のコンテンツが増えると、複数の専門家が米国時間12月5日に予想した。 Yahooは5日、従来の製品別組織構造を解体し、ユーザーを対象とする部門と、広告クライアントおよびパートナーを対象とする部門を立ち上げることを明らかにした。具体的には、7つの製品グループが「Audience」と呼ばれる1つの部門に統合され、残りの7グループが「Advertisers & Publishers」部門に組み入れられる。両部門をサポートするインフラストラクチャを扱うのは、「Technology」部門だ。 市場シェアおよび売り上げをGoogleに奪われつつある中で、Yahooはこうした組織再編を発表した。ほかにも同社は、新たな広告プラットフォームのリリースの遅れ
以前に本欄でも紹介していたGoogleのラジオ広告配信サービス「Audio Ads」が米国でベータテストを開始したが、この直前(米国時間12月5日)にZDNet.comの「Digital Micro-Markets」ブログで関連するエントリーが上がっていたので紹介したい。 「Google Audio Ads EXCLUSIVE: Radio station owner ‘Real Deal’ interview」というこのエントリーのなかで、書き手のDonna Bogatinは、Jack Taddeoというラジオ業界関係者にインタビューを行った結果を紹介している。Taddeoは、米中西部でラジオ局を運営するほか、コンサルティングの仕事も手がけている人物だという。 まず、Audio Adsの元になったdMarc Broadcasting(Googleが2006年1月に買収)の提供する「ターゲ
Googleは米国時間12月7日、同社の自動広告システムを利用して米国内のラジオ放送で広告を配信できるようにするため、取り組みを進めていると発表した。 「Google Audio Ads」と呼ばれるベータテスト中の同サービスは、Googleが約1年前に買収したラジオ広告企業dMarc Broadcastingの技術を利用することで実現されたもの。 Googleのラジオ事業部門長であり、dMarcの共同設立者でもあるRyan Steelberg氏によれば、今回のテストには、20社強の「Google AdWords」クライアント企業と、XM Satellite Radioを含む730局以上のラジオ局が参加しているという。 こうしたラジオ広告放送は、米国内地域のおよそ87%に相当する、260を超える大都市市場で流されている。 「われわれはGoogleの技術を用いて、dMarcのプロトコルおよびシ
マイクロソフトは12月7日、国内で新たなネット広告事業に本格参入すると正式に発表した。12月12日から営業活動を開始し、2007年1月から新たな広告配信事業を展開する。 同社のオンライン広告事業はこれまで、グループの主力サイトに一般的な広告商品を掲載する形で展開していた。今後は同社の関連サービスごとにさまざまな広告商品を用意。属性などに合わせて広告配信できるようになる。 基本ソフトで圧倒的なシェアを握るマイクロソフトの強みを生かし、注目を集める属性や行動履歴を分析した上での広告配信に対応。先行するグーグルを追撃する。 広告配信事業のブランド名称は「マイクロソフト デジタル アドバタイジング ソリューションズ」。これまでは現行の旧システムを用いて、同社グループのポータル(玄関)サイト「MSN」およびカスタマイズ可能な玄関サイト「Windows Live」で展開してきたが、これに業務用ソフトの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く