2017年1月6日のブックマーク (4件)

  • 2016年に読んだ200冊の本の中でものすごく面白かった本ベスト3 | QOOQ

    2016年にアマゾンから買ったは175冊でした。引っ越ししたり、いろんなことがあって、今年は少なめでしたが、オフで買ったのも合わせると200冊ちょっとでした。 その中で特別に面白かったのを何冊か紹介します。 「ヌメロ・ゼロ」 ウンベルトエーコ 薔薇の名前や「フーコーの振り子」の作者として有名な、哲学者で小説家で記号論学者でもあるウンベルト・エーコの遺作です。その前のプラハの墓地よりも遙かに気軽な短編で、嘘とちょっとした戯れが大事件につながっていくという運びはフーコーの振り子やほかの作品とも重なる部分もあります。「完全言語の探求」みたいな凄いとは比べられないですが、特に日ではタイムリーな出版だった気がします。 「まず、ありきたりの意見を紹介し、次のもう一つの意見を、記者の考えに非常に近い、より論理的な意見を紹介すること。こうすれば、読者は二つの事実を情報として得た印象を持つが、実際には

    mizuumi17
    mizuumi17 2017/01/06
    ヌメロ・ゼロ、薔薇の名前、フーコーの振り子、 完全言語の探求、服従、ある島の可能性、素粒子、地図と領土、量子と混沌、 金枝編、有限性の後で、 クリングゾールをさがして
  • ゆりかごから墓場まで – 生物考古学が明らかにする江戸時代のあるおばあさんの一生

    生物考古学の発展 縄文時代や江戸時代など、過去の人びとの暮らしや生死を明らかにする研究分野というと、多くの方々は考古学や歴史学を思い浮かべるのではないでしょうか。そうした分野に加えて、生物考古学 (bioarchaeology)という研究分野があります。遺跡から出土した人骨や動物骨の形態を調べたり、DNAを分析したり、化学分析を実施したりなど、生物学や地球化学の手法を主に利用して、当時の人びとの生死、性、健康状態、集団構造など、考古学や歴史学上の研究課題に答えようとする分野です。 生物考古学の特徴のひとつは、そのアプローチの多様さです。ほかの分野の最先端の分析手法によって得られた知見を、考古学や文献史学の情報と組み合わせることで、従来の研究よりずっと鮮やかに、多方面から、過去の人びとの生き様を復元できるようになります。 今回、私たちは、同位体分析という手法を適用することにより、江戸時代の

    ゆりかごから墓場まで – 生物考古学が明らかにする江戸時代のあるおばあさんの一生
    mizuumi17
    mizuumi17 2017/01/06
    " 大事にとっておかれた古い籾殻が、ST61の埋葬の際に用いられたのかも" 生物学、地学、考古学に、文化や風習、農業まで…多様なジャンルを横断する生物考古学。st61さんのお名前を知りたいような気もします。
  • すべては書を守るため。恐ろしき呪いの術を利用した中世流書物の守り方 : カラパイア

    中世の筆記者は、自分の作品を守るために、死あるいはもっと最悪のものをちらつかせて脅したそうだ。 中世では、一冊のを作るのに何年もかかった。筆記者は机の上に身をかがめて、自然光だけで作業をした。紙のにとってキャンドルの炎は大敵だったため、使えなかったからだ。毎日何時間も間違えないように慎重に手書きで文字をつづることは、筆記者にとって、苦しい作業だった。 目から光が奪われ、背中は曲がり、内臓や肋骨はつぶれ、腎臓が痛んで、全身が虚弱になる。の制作に最大の献身を捧げる一方で、筆記者やの所有者たちは、を守るという確固たる意思をもっていた。言葉という唯一の武器を使って、宝であるを盗んだり、破損しようとする者に苦しみと災いをもたらすよう、仰々しい呪いの言葉をの最初と最後に書き入れたのだ。

    すべては書を守るため。恐ろしき呪いの術を利用した中世流書物の守り方 : カラパイア
    mizuumi17
    mizuumi17 2017/01/06
    "「この本を盗もうとするものは何人たりとも死に追いやられる。釜揚げにされ、病気になって下がらぬ熱に悶え苦しみ、車輪に引き裂かれ、吊るされる。アーメン」"
  • Exploring The Shadowy World Of A Cuban Feminist Legend