7月1日ごろから、Twitterで一時的な閲覧制限が導入され、よく使っているユーザーを中心に世界中で批判が巻き起こっています。 Twitter側の損害も大きいとみられますが、なぜそんな制限を導入する必要があったのか、背景を考えてみます。 AIによるデータの大量取得への対策かTwitterの閲覧制限は、1日に読めるツイート数がTwitter Blueの認証ユーザーは1万件、一般(未認証)ユーザーは1000件、新規の未認証ユーザーは500件と説明されています(日本時間で7月2日夜時点)。 基本的にTwitterのようなSNSは少しでも利用を増やすことが売上につながることから、このような制限を導入するのは自分の首を絞めることになります。 その上で、なぜ制限を実施したのか、マスク氏の最近の発言からは追っていくと、世界中で激化するAIの開発競争が浮かび上がってきます。 AIの開発には大量のデータが必