貧困などで困窮しているのに“男性だから”と手を差しのべてもらえない男性が「弱者男性」と呼ばれている。先行き不安な時代が彼らを社会の隅に追いやったのか? 彼らが抱える“生きづらさ”の正体を突き止める。 ⇒【写真】YouTubeで2年半ぶりに爪を切る動画が話題に 引き出し屋に抵抗するため動画投稿を開始’19年、政府は就職氷河期を「人生再設計第一世代」と命名。 これには「失政の責任転嫁だ」とする批判の声が多数上がったが、「ずっと自分なりに、もがき続けてきました」と再設計の苦しみを語るのは、就職氷河期世代の“限界ひきこもり”YouTuber、イエティさん(45歳)だ。 胸まで伸びた髪、部屋に溢れたゴミ袋から虫が湧くといった動画が話題となった。 「動画投稿を始めたのは’22年12月、父親が呼ぼうとした『引き出し屋(ひきこもり支援をうたい法外な費用を請求する事業者)』に抵抗するためでした。いざ部屋に踏