「孤独のグルメ」などの作品で知られる漫画家で、ことし2月に亡くなった谷口ジローさんが、闘病中も描き続け最後の作品となった未完成の2作が、8日、同時に発売されることになりました。 最後の作品となったのは、谷口さんが闘病中も描き続けていた「光年の森」と「いざなうもの その壱 花火」という2つの作品で、いずれも未完成のまま本にまとめられました。 このうち「光年の森」は、森の声が聞こえるという特殊な力のある少年が、都会から移り住んだ山村で不思議な体験をしていく物語で、制作途中だった第2話も、そのまま掲載されます。 また、「いざなうもの その壱 花火」は内田百※けんの短編を原作にした幻想的な作品で、亡くなったあとに見つかったスケッチなどとともに、「いざなうもの」という作品集に収録されます。 編集を担当した小学館の今本統人さんは「日本では海外と比べると作品を知っている人がまだまだ少ないと思うので、今回