<11月13日に板門店で韓国に亡命した北朝鮮兵。重傷を負っており手術を受けたが、体内にいた大量の寄生虫に注目が集まった。背景には、国を挙げて行われる「人糞集め大作戦」がありそうだ> 13日午後に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士1人が、板門店の共同警備区域(JSA)から韓国側に亡命してから3日。その過程で北朝鮮側から銃撃を受けた兵士は重傷を負い、ヘリコプターで病院に運ばれ、16日までに2度の出術を受けた。 執刀した韓国の外科手術の権威、亜洲大学病院のイ・グクチョン教授は韓国メディアの取材に、2回目の手術後、兵士の容態は多少よくなったが、心肺機能が完全に回復せず意識がない状態が続いており、1回目の手術から10日(今月23日)ほど経たないと何とも言えない状況だと語った。 イ教授の話で、メディアの注目が集まったのが「寄生虫」だ。 世にも奇妙な光景 この兵士の大腸には大量の便が残っており、銃撃による傷口か