日産自動車は今回の問題を受けて、国内に6か所あるすべての工場で車の出荷を停止することを決めたと発表しました。
大手電機メーカーのNECは、日産自動車と共同で製造していた電気自動車向けのリチウムイオン電池について、今後収益の伸びが見込めないとして両社で設立した合弁会社の株式を売却し、この事業から撤退すると発表しました。 これは電池の需要が想定より増えず、今後収益の伸びが見込めないと判断したためで、これによってNECはリチウムイオン電池の製造事業から撤退することになります。 一方、日産は、NEC側から買い取った株式を含めた合弁会社のすべての株式に加え、アメリカとイギリスで行っている電池の生産事業などを中国の投資ファンド「GSRキャピタル」に売却すると発表しました。 NECと日産は、電気自動車向けのリチウムイオン電池の分野でかつて先行していましたが、今回ともに撤退し、今後は外部から調達していくとしています。 一方、中国の投資ファンドは環境規制の強化を背景に、今後世界的に電気自動車の市場が拡大することを見
次世代のエコカー「燃料電池車」を巡り日産自動車は、インフラ整備などが課題となる水素の代わりに、植物を原料とするバイオエタノールを活用した燃料電池システムを新たに開発し、4年後の実用化を目指す方針を明らかにしました。 このため日産自動車は、水素に代わってサトウキビなどの植物を原料とするバイオエタノールを活用した燃料電池システムを新たに開発したもので、14日、海外市場を念頭に4年後の実用化を目指す方針を明らかにしました。バイオエタノールはアメリカやブラジルですでに普及していて、こうした国では新たなインフラ整備が必要ないうえ、日産では、開発した燃料電池システムは、1回の燃料補給でガソリン車並みの600キロ以上の走行が可能だとしています。 日産の坂本秀行副社長は、「技術を持つほかの企業との協力も検討しており、早期に実用化したい」と述べる一方、来年にも実用化するとしていた水素を使った燃料電池車につい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く