今日のクジラを見ると、かつてこの生き物が陸を歩いていたとは想像もつきません。 しかし、数千万年前のクジラは、4つ足の大型犬ほどのサイズで、地上を歩き回っていたのです。 デンマーク自然史博物館(Natural History Museum of Denmark)の生物学者であるマーク・D・シェルツ氏はこのほど、その名残を示す衝撃的なクジラの解剖写真を2021年にX(旧Twitter)上で公開しています。 なんとクジラのヒレの中には、陸上時代を思わせる「5本指の手」が入っているのです。 ※以下に写真を掲載しています。かなり生々しいので、苦手な方はご注意ください。