マンガ雑誌アプリ・少年ジャンプ+が、10月11日に100万ダウンロードを達成。これを記念し、秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」1巻から100巻までの無料配信が少年ジャンプ+にて、本日10月14日12時から10月18日16時までの100時間限定でスタートした。
紙の本が売れなくなったといわれてはや数年。出版社が電子書籍への取り組みを続ける中、漫画家や作家も電子書籍の自主出版など、さまざまな可能性を試行している。 自らを「読み捨てされる作家」と称する漫画家・青木光恵さんもその1人。夫の小形克宏さんと二人三脚で2013年11月から個人電子雑誌『スマホで光恵ちゃん』(以下、『すまみつ』)を、ブクログの電子書籍出版プラットフォーム「パブー」やAmazonのKindleストアで定期的に発行している。 2人の活動をサポートするブクログの大西隆幸さんを交えて、その取り組みで得られたものや、作家として直接ファンに作品を届けることで見えた可能性などを聞いた。 単行本の売れない作家=商品価値がない? ―― 最初にすまみつの発行を決めた経緯から伺っていきたいと思います。青木さんや小形さんが個人で電子雑誌を発行するに至った背景にはどういったものがありましたか。 青木 私
いよいよ、あの『燃える!お兄さん』も、Jコミで全巻を無料配信いたします!(^^) 1986年「週刊少年ジャンプ・ウインタースペシャル」に読み切り版『燃えるおにーさん』が掲載され、好評だったため本誌へ移行。1987〜1991年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された、佐藤正先生の 『燃える!お兄さん』(全19巻)を無料公開しました。 http://www.j-comi.jp/book/comic/45391 スピード感のあるギャグと、ポップでラブリーな絵柄、そして数々の流行語で知られる名作ギャグですね。今見ても雪絵ちゃんは可愛いし、お兄さんやロッキー羽田は超かっこいい!! 今回、セリフを作者のネーム通りに戻し*1 、細かい作画のミスを修正した特別バージョンとなっています。*2 第17巻で連載は一旦終了し、後に『燃える!お兄さん2』として連載再開されました。単行本の18〜19巻が「2」に当たる部分
【 5月: 海明寺先生が脳出血で倒れ、緊急手術 】 海明寺裕(かいめいじ・ゆう)先生と言えば、確かな人体デッサンや可愛い女の子の絵柄、そして一連の成人向け作品で、コアなファンの多い漫画家さんです。 Jコミにも、一般向けで2作、成人向けで9作も掲載許諾いただいております。 ・・・しかし先月、海明寺先生の奥さまより、驚くべきメールをいただきました。 夫、海明寺は昨夜、脳出血で倒れ、緊急に手術をしましたが現在意識がない状態です。 手術は成功し、命に別状はなく2、3日後に意識は戻るとのお話ですが、今後左半身の麻痺が強く残る可能性が非常に高いとのことです。 驚いた私は、先生の奥さまにメールで連絡を取りました。 すると、まだ意識が戻らず心配でしょうに、 夫は、「サイトの漫画でお金が来るのはJコミだけだよー。すごいよー」っていつも言っていました。 商業作品公開後の企画(飲み会の落札???)みたいな話もち
竹熊 6年前に「マンガ原稿料はなぜ安いのか?」という本を出したんですよ。きっかけは2ちゃんねるのスレッドで、バガボンドの井上雄彦さんの原稿料がページ当たり20万円だって書いてた人がいて。そんな額はあり得ませんよというのを匿名で書いたら向こうが突っかかってきてさ。ちょっとしたバトルになったんです。 赤松 20万円はないですね。 竹熊 僕が2ちゃんねるでバトルしたのはそれが最初で最後ですけどね。実は別ルートで、井上さんが「SLAM DUNK」をやってたときの最後の原稿料はこのくらいって聞いてたんです。そこから類推しても、20万円はあり得ないと確信していたんです。 赤松 単行本がある程度売れ始めると、原稿料はどうでもよくなりますけどね。 竹熊 それを機に、業界の原稿料の相場を調べてみたいと思って。でも、そうした話は漫画家の間でも聞きづらいわけですよ。だから、某出版社のある編集者にこっそり聞いたん
赤松 枠組みを考えていると危険ですよ。それだったら私は数を撃ちたいんです。複数の天才に描かせて、メディアミックスしたり色々な付加価値を加えていって、どんどんやる。いっぱい試せることが漫画の利点だったわけだから。編集者の方は、枠組みや箱にこだわる。Twitterでもお話ししましたけど、枠組み作りはいかに危険かというのを私は感じるんですよ。 竹熊 枠組みというか、編集者は作家さんと組まないと、単独ではできませんからね。 赤松 もう枠自体がなくなってきているので、編集者さえ要らなくなって、とにかくいっぱい出しまくって当たったやつを育てるシステムになってくると思うんですよね。そうなると編集者の直しもいらないんです。数があればどれかいいのがいるでしょ、みたいな形で、直しさえいらなくなるんです。 竹熊 現に過去の漫画界はある意味でそれをやってきたわけですよ。新人はいくらでもいるという前提で、下手な鉄砲
赤松 コミケでも、古参のサークルっていまだに健在なんですよね。10年以上壁にいるサークルだっていっぱいある。一番並ぶサークルは、いつも同じサークル。あまり目立つ新人が出てない。彼らが40代50代になって引退したときに、買うものがポコッとなくなりますよ。買う方も高齢化しているようですが。 竹熊 戦後の漫画史を考えたときに、なぜ日本でこれだけ漫画文化が産業として発達したかというと、新人をとにかく次から次へと出してきたからだと思いますね。これは新人を見つけてくるという編集者の力があったから。でも、赤松さんがおっしゃる通り、これが崩壊しつつある。 繰り返しになりますが、僕はこれからフリーの編集者が増えると見てます。フリーの編集者は会社の看板で仕事ができませんから、本当の実力勝負になる。目利きであるかどうか、的確なアドバイスができるかとかね。長崎(尚志)さんや樹林(伸)さんなんかがそうなんだけど、作
Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(前編):「ラブひな」170万ダウンロード突破の衝撃(1/4 ページ) 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題だ。無料で公開された「ラブひな」は、1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。なぜ今この取り組みが注目されているのか? 赤松健氏へのロングインタビューを敢行した。 “漫画屋”赤松健に迫る 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題となっている。初回のタイトルとして投入された『ラブひな』は、公開から1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。かつて一世を風靡(ふうび)した大人気コミック、かつ無料であるとはいえ、メジャー週刊誌の部数並みの数をこの短期間で達成するというのは極めて異例である。 ITmedia eBook USERでは、週刊連載と並行して「Jコミ
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