嫌なことやつらいこと、不運などに遭遇する時、つい悲観的にとらえてしまう人がいる。そうした時、自分の持っている悲観的な考えを、3つの観点から批判してみるとよい。 ポイントは悲観的な考えに対して、合理的な批判がどこまで成立するかどうか。パズルでも解くように進めるといい。 1 永続するか? プロジェクトに失敗して落ち込んだ時など、「この状態は永続するか?」と批判してみよう。想定外の出来事による失敗であったり、短期的な問題であるなら落ち込んでいる暇はない。さっさと次のプロジェクトに立ち向かったほうがよい。 半年ぐらい続きそうな逆境であるなら、体制を立て直すか、戦略を見直す必要がある。どう考えてもこの状態は永続するというなら、撤退するなり、精算するなりして、問題をリセットしていくしかない。しかし、最初から最悪の永続性を考える必要はない。 2 一般的か? ある商品を売り出したが全く売れない。自分の企画
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