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相手国の全土に届くラジオ放送を行うには、より遠くまで飛ぶ電波に乗せなければなりません。そこで選ばれた電波が短波ラジオです。国境を越える海外の短波ラジオには、国内のAM/FMラジオ放送と違う面がいろいろとあります。とくに、海外の短波ラジオは周波数が変わることが大きな特徴なのです。 短波ラジオは周波数を昼と夜で変える 海外短波ラジオの周波数帯は3000~30000kHz(3~30MHz)です。この短波ラジオの周波数帯は昼夜を問わず、地球の上空を覆っている電離層(F層)に反射して、さらに地表で反射するため遠距離まで飛びます。この短波ラジオの特性から、これらの周波数は外国向けの国際放送に使用され続けています。 また、国内のラジオ放送局は周波数を変えませんが、海外の短波ラジオ局は周波数を変えながら放送しています。リスナーとしては面倒なシステムですが、ベストなコンディションで伝播するように短波ラジオは
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