「日本海寒帯気団収束帯」が大雪の一因 近年、日本海側で大雪が起きると、テレビや新聞の見出しに、「JPCZ」という言葉が散見されるようになりました。何かの事象が起きると、犯人探しが行われますが、このJPCZとは、いったい何なのでしょう。 JPCZが発生する仕組み (スタッフ作成) JPCZとは、(Japan Sea Polar Airmass Convergence Zone)の略で、直訳すると、”日本海寒帯気団収束帯”となります。 シベリア大陸から強い寒気(寒帯気団)が日本付近に流れ込むとき、朝鮮半島北部にある長白山脈で風が二つに分かれ、その風が日本海で再び合流します。この合流することを”収束”と言いますが、収束によって上昇気流が強められ、雪雲が発達することから、この呼び名が生まれました。 最初にこのJPCZに着目されたのは私の知る限り、1969年(昭44)の大雪の年に、当時の気象庁予報官
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