高齢化や人口減少により、耕作放棄地が拡大する日本。 今、広島県にある離島で、イノシシが大繁殖している。海を渡って島に入り、今やその数は島民の数を優に超え、数と力で圧倒。 専門家はこの島を「将来の日本の縮図」として、警鐘を鳴らしている。 農作物を荒し、石垣崩してやりたい放題 雑木林の中に現れた1頭のイノシシ。 カメラを警戒したのか、少し立ち止まった。 兵庫県立大学の研究グループが設置したセンサーカメラにうつるイノシシ。少し立ち止まったが… この記事の画像(25枚) 再び歩き出すと…その後ろには、小さなウリ坊の姿があった。 ウリ坊は次々と現れ、数えてみると、全部で8頭いる。 歩き出したイノシシの後ろには、全部で8頭のウリ坊が この映像が撮影されたのは、広島県の生野島(いくのしま)。周囲約12.5キロのこの島は、瀬戸内海に浮かぶ人の住む離島だ。 人が住む離島の、生野島(広島県)。20年ほど前まで
![島民8人に対し100頭以上か…イノシシに占拠された離島「将来の日本の縮図が、たぶん今、この島で既に起きている」|FNNプライムオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3496c4f3e4c1f168bd5eab327a1c9d5c64224946/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffnn.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F1%2F600%2Fimg_41af59e36d922dad2665f856400e7acd2236205.jpg)