販売戦略上は「電気自動車の新しいカタチ」と銘打ってはいるものの、実質的には純粋なシリーズハイブリッドに過ぎない日産e-POWER。 シリーズハイブリッドとは、エンジンが発電専用でモーターが全ての駆動を担うことが特徴です。電気自動車のバッテリーの一部をエンジン発電機に置き換えたものとも捉えることもできます。このe-POWERはノート(コンパクトカー)とセレナ(ミニバン)に搭載されていますが、両者とも発電用のエンジン排気量は1.2Lで、特に車重の大きなセレナe-POWERはパワー不足に関する懸念が各所で指摘されていました。 そこで、実際にセレナe-POWERで富士山の連続上り急勾配を走行してみました。5合目までの登山ルートは、最も傾斜の急な須走口であるふじあざみラインを利用しました。上り坂では多くの電力が必要なことは容易に想定できますから、事前にChargeモードを使用してある程度までバッテリ
![日産e-POWERの限界(連続上り急勾配)|FMKKの雑記帳](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/187b67c2d5784572ffc3eb62976ebd46073b4af8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F13054371%2Frectangle_large_type_2_3054c87440adb6bd82c39aab999a7732.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)