国内のはしかの患者は、今月4日までの1週間に大阪や兵庫など6つの都府県で新たに26人が報告されるなど、合わせて82人に上っています。専門家は、局所的な流行が起きているとしたうえで、まず重症化しやすい乳幼児へのワクチンの定期接種をきちんと行うこと、そして患者が出ている地域でワクチンを打っていない人は、医療機関に相談して接種することなどを呼びかけています。 国立感染症研究所によりますと、ことしに入って、今月4日までに全国の医療機関から報告されたはしかの患者数は、15の都道府県で合わせて82人にの上っています。 このうち最も新しい、今月4日までの1週間で見ますと、新たな患者は、大阪府が10人、東京都が5人、千葉県が4人、兵庫県が4人、埼玉県が2人、神奈川県が1人の26人で、この6つの都府県以外で患者は報告されていません。 このうち大阪府では、先月17日以降、関西空港の職員33人の感染が確認された