ノルウェーのノールランで、同国北部のテュスフィヨールで起きていた性的暴行事件について記者会見する警察幹部ら(2017年11月28日撮影)。(c)AFP/NTB Scanpix/Tore MEEK 【11月29日 AFP】ノルウェーの警察当局は28日、同国北部ラップランド(Lapland)地方の小さな自治体で性的暴行が151件起きていたと発表した。子どもが被害者となったレイプ事件もあり、ノルウェー全土に衝撃が走っている。 被害者や容疑者が少数遊牧民族サーミ(Sami)である事件が多くを占め、国の行政とサーミを隔てる長年の不信感が浮き彫りになった。 日刊紙ベルデンスガング(Verdens Gang)が昨年、北部の自治体テュスフィヨール(Tysfjord)で性的暴行の被害を受けたという男女11人の証言を掲載したことがきっかけで警察の捜査が始まった。テュスフィヨールは北極圏内にあり人口は2000人
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