いまや世界的に大ヒットをしているテレビゲームソフト『ファイナルファンタジー』(以下、FF)シリーズ。その一作目が発売されたのが、いまから約20年前の1987年12月18日。今年で生誕20周年を迎えるだけでなく、プレイステーション3用ソフトとして次回作『FFXIII』の発売を控えている。 そんな『FF』シリーズの醍醐味といえば、高速移動で大空を駆け巡る飛空艇の存在だろう。ファミコン版の一作目となる『FF』ではじめて高速移動の飛空艇を体験したプレイヤーは、そのスピードと爽快感に驚いたはずだ。ストーリーを進めずに、ずっと飛び続けていたというプレイヤーも多くいたことだろう。 だがその飛空艇のスピード、実はファミコンの性能では実現が難しく、本来出せるはずがないスピードなのだという。では、どうやってあのスピードを実現したのか? 逸話によると、あのスピードは「ファミコンのバグを利用」していたのだという。
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