■OSなしで実行できるプログラム PCの起動時にはBIOSの働きにより、起動ディスクの先頭512byte分がメモリに転送されて 実行されます。 すなわち、自作プログラムをアセンブラで書いて、フロッピーディスクの先頭に書き込み、そのディスクから 起動させればプログラムが実行されます。 アセンブラにはnasmを使用し、ディスクの先頭に書き込むにはddコマンドを使用します。 nasmもddもLinuxやCygwinに入っていると思われます。 ▼nasmを使ってコンパイルするコマンド loader.asmをコンパイルしてloader.exeを作成します nasm -o loader.exe loader.asm ▼ddコマンドでディスクの先頭512byteにデータ(loader.exe)を書き込む dd if=loader.exe of=/dev/fd0 bs=512 count=1 seek=0