地球上に存在する既知の生物の最長寿命記録を軽く更新したかもしれない、驚異のバクテリアが、北極の海底で発見されたそうだ。 これは、ケーシー・ヒュバート博士率いる、英ニューカッスル大学の地球科学研究グループが、北ノルウェーのスヴァールバル島の沖合の海底の堆積物の生物学的活性を調べたところ、上昇する海流により、北極海の冷たい海水に運ばれた、ある種のバクテリアは、自らが活動、成長できる温度になるまで堆積物を利用して睡眠状態に入るという。そして、活動できる条件が揃うまで、1億年も眠りについた状態のままで生存可能なのだそうだ。
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