西日本鉄道は21日、福岡・天神と東京・新宿を1日1往復する夜行高速バス「はかた号」に、12月18日から新型車両を導入すると発表した。座席を35席から24席に減らしてゆったり座れるようにするほか、同社の高速バスで初の個室席も4席設置する。運賃は大部分を1~4割値上げして、片道1万1千~2万円にする。 乗車時間は約14時間で、これまでは若い男性の利用が多かった。広めの座席にして「年配の人にも利用してもらえるようにしたい」(西鉄)という。福岡―東京間は安価な航空便との競争が激しく、車両を一新して新たな顧客確保を図る。