米Microsoft傘下のGitHubは11月16日(現地時間)、全米レコード協会(RIAA)からの申請を受けて10月に削除した「youtube-dl」関連のリポジトリを復元したと発表した。RIAAの主張は無効だと判断したとし、公式ブログで判断の経緯や削除ポリシーの改善について説明した。 RIAAの主張は、これらのリポジトリが提供しているyoutube-dlソースコードが、YouTubeなどが著作権のあるコンテンツを保護するために採用している技術(TPM)を回避するよう設計されており、これがデジタルミレニアム著作権法(DMCA)の第1201条に抵触するというものだった。 だが、GitHubは「著作権で保護された作品にアクセスするためにコードを使用できるからといって、著作権を侵害しない方法で作品にアクセスするためにコードを使用できないわけではなく」、youtube-dlは法律に違反せずに著作
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