世界的に競争が激化している人工知能(AI)の研究で、米国と中国の2強の存在感が増している。 文部科学省の科学技術・学術政策研究所の分析では、主要な国際学会での発表は米中が圧倒的に多く、両国の共同研究の報告も増えた。中国企業が米大学に研究投資する例も出てきた。政府はAIを成長戦略の柱に位置づけるが、日本は基盤研究で出遅れている。巻き返しには抜本的な対応が必要になりそうだ。 AI研究はこれまで、マサチ… http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG09H0M_Z01C16A2MM0000/