カシオ計算機が10月に、操作面を3°傾けた電卓を発売したところ、SNSなどで話題になっているのだ。商品名は「人間工学電卓」(ジャストタイプが1万450円、デスクタイプが1万1000円)。同社の開発メンバーは、電卓を操作した際に手が外側に傾くのに、キーを打ち込んでいる方向は垂直であることに目をつけた。というわけで、操作面は「平ら」でなく、横方向に3°傾けて、キー自体は垂直に打てるように階段状に配置したのだ。 関連記事 「マルチ商法の優等生」アムウェイは、なぜこのタイミングで“お灸”を据えられたのか 日本アムウェイ合同会社に対して、消費者庁が勧誘などの一部業務を6カ月間停止する命令を出した。「昔から同じようなことをやっているのに、なぜ今なの?」と思われたかもしれないが、どういった背景があるのか。さまざまな憶測が飛び交っていて……。 ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たり
![電卓はイノベが生まれにくいのに、なぜ「3°傾けた」モノが登場したのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3c44ab4165d5541b4ea30a1fb40dd6bbdfaacad1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2211%2F06%2Fcover_news002.jpg)