カメラ付きケータイ「J-SH04」が未来技術遺産に登録――マビカ試作機や写ルンです、“パスポートサイズ”も:写メール 国立科学博物館は8月26日、重要科学技術史資料(未来技術遺産)として、カメラ付き携帯電話「J-SH04」や世界初の電子スチルカメラ「マビカ」の試作機、世界初のレンズ付きフィルム「フジカラー 写ルンです」など49件を選定した。 未来技術遺産とは、歴史的に意義があり次世代に継承すべき技術や、社会に大きな影響を与えた技術を登録して保存する制度。2008年から2013年までに135件が登録されている。 新たに追加されたJ-SH04はシャープが2000年に発表した端末で、当時のJ-フォン(現ソフトバンクモバイル)が発売。レンズと一体の11万画素CMOSを備え、撮った写真をキャリアメールで送ることができた。J-SH04をきっかけに「写メール」(写メ)という言葉が広まり、今日では当たり前