旧ソ連の独裁者ヨシフ・スターリン(撮影日・場所不明、資料写真)。(c)STF / AFP FILES / AFP 【8月26日 AFP】ウクライナ南部の都市オデッサ(Odessa)で、旧ソ連の独裁者ヨシフ・スターリン(Joseph Stalin)による「大粛清」の犠牲者とみられる数千人の遺骨が発見された。地元当局が25日、明らかにした。 およそ5000~8000人の遺骨は、オデッサの空港付近の20か所余りで見つかった。ウクライナで発見されたものとしては最大規模。 国立記憶研究所(Institute of National Memory)の地方館長を務めるセルギー・グツァリュク(Sergiy Gutsalyuk)氏はこれらの遺骨について、国家保安委員会(KGB)の前身で、スターリンの秘密警察として知られた内務人民委員部(NKVD)が1930年代に処刑した人々とみている。 グツァリュク氏はAF