今月2日、東急田園都市線でラッシュで混み合う車両のドアの窓ガラスが割れ、乗客が顔を切るなどのけがをしたことを受けて、東急電鉄は同じ型の車両のガラスを強度を高めたものに順次、交換することにしました。 この車両のドアの窓ガラスは厚さが3ミリあり、2.2トンの重さに耐えられるものでしたが、ガラスが割れたことを受けて、東急電鉄はおよそ5トンの重さに耐えられる、厚さ4ミリのものに交換することにしました。 ドアの窓ガラスの交換は、田園都市線と大井町線で運行している同じ型の車両164両すべてを対象に、およそ2か月かけて順次、行われるということです。 東急電鉄は「多くのお客様にご心配とご迷惑をおかけして、おわび申し上げます。2度と起きないよう安全性をさらに向上していきたい」と話しています。