東京大学にMacが大量導入されたのは、いまからさかのぼること12年前の2004年、かなりの話題になりましたよね。当時のAppleは、Xserveをベースにネットワーク経由でMacを起動するというNetBoot環境を提供しており、国内の大学でNetBootを大々的に導入したのが東大でした。 「東大」「NetBoot」という強すぎるキーワードの影響は絶大で、「ほかの教育機関がこぞってNetBootの構築を切望して困った」という悩みを、某SI企業の中の人からよく聞いた記憶があります。ちなみに、快適かつ安定性の高いNetBoot環境を構築するには、ネットワーク機器のリプレース、具体的にはギガビットイーサ以上のネットワーク環境の構築が必須ということもあり、コスト高になるのはもちろん、システム構築に時間がかかります。 東大では、2012年ごろまではNetBootを利用していたそうですが、SSDの普及に
![東大のiMacはハイパーバイザー型仮想化環境でEl CapitanとWindows 10が動く (1/4)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b63dffa515bbadb8e27d6d9af4b08ae311dc59b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2016%2F04%2F26%2F504302%2Fl%2F11d82af4fb17e802.jpg%3F20200122)