神戸大学大学院人間発達環境学研究科の林 創 (はやし はじむ) 准教授は、幼児 (5~6歳) と大人を対象に、私たちがもつ「平等な分配への好み」を深める調査を実施し、幼い頃から「分け方が同じになる分配への好み」よりも「結果が同じになる分配への好み」が強いことを明らかにしました。 本研究成果は、2018年1月26日に、国際学術雑誌「European Journal of Developmental Psychology」に掲載されました。 ポイント人は幼児の頃から、平等な分配を好むことが多くの先行研究で明らかになっている。ここでの「平等な分配」とは、「結果が同じ分配」(既に一方が持っている数量を考慮して、結果が同じになるように分ける) と「分け方が同じ分配」(既に一方が持っている数量を考慮せず、配分が同じになるように分ける) のどちらを指すのかは不明であった。本研究より、幼児も大人も「結果が