小学生の子供に携帯電話を持たせる理由は「互いに連絡を取るため」のほかに、「子供の安全のため」が大きいだろう。万が一災害や犯罪に巻き込まれた際に、携帯電話が重要な手掛かりになる。しかし、通信費が家計に占める割合が上がっている今、月額利用料が数千円になる携帯電話を子供に与えることをためらう人も多いはずだ。 リクルート住まいカンパニーが2015年9月から10月にかけて実証実験行った、Beacon(ビーコン)を使った子供の見守りサービスは、子供の安全と地域コミュニティーの活性化を助けるものとして、大きな可能性を秘めている。開発の背景や利点、今後の展開について、リクルート住まいカンパニー プロジェクトリーダーの河本晃卓氏に聞いた。 子供がBeacon端末を持ち歩き、その電波をアプリがインストールされたスマホがキャッチ。位置情報をサーバにアップし、保護者が子供の位置情報を確認できる。スマホのアプリはi
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