ことしは東京都心の都市計画道路の中でも、環状路線で開通・拡幅完了が相次いだ年でした。有名な環七と環八以外の環状路線も、徐々に存在感を増してきています。 都心にバイパストンネルが相次ぎ開通 東京都心では2022年、戦後すぐ策定の都市計画道路が、複数工区で開通・整備完了を迎えました。特に放射道路をつなぐネットワークとして計画された「環状第1号線」から「環状第8号線」まで8本ある環状路線でも、相次いで事業区間が開通。中にはついに「全線開通」となったものもあります。 拡大画像 12月に開通した環状第5の1号線の「千駄ヶ谷ぎょえんトンネル」(乗りものニュース編集部撮影)。 ●環状第2号線 12月18日に、都心を地下バイパスする「築地虎ノ門トンネル」の新橋~築地間が開通。これにより第一京浜(国道15号)との交点である東新橋一丁目交差点や汐留交差点、浜離宮前の旧青果門前交差点を新たにバイパスするルートが